No.133 乙種第4類危険物取扱者 模擬試験


法令

問題 1 法令上、次の文の【  】内に当てはまる語句はどれか。
「アルコール類とは、1分子を構成する炭素の原子の数が【  】までの飽和1価アルコール(変性アルコールを含む)を対象とする。」
選択肢
  1. 1. 2個以上
  2. 2. 1〜3個
  3. 3. 4個以上
  4. 4. 1〜5個
  5. 5. 6個
回答欄 1 2 3 4 5

問題 2 製造所等の区分について、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
回答欄 1 2 3 4 5

問題 3 法令上、次の危険物を同一場所に貯蔵する場合、指定数量以上となる組合せはどれか。
選択肢
回答欄 1 2 3 4 5

問題 4 法令上、製造所等における保安距離と保有空地の規定の有無について、次の組合せのうち誤っているものはどれか。
選択肢
回答欄 1 2 3 4 5

問題 5 法令上、製造所等に設置しなければならない消火設備は、第1種から第5種まで区分されているが、次のうち第3種に該当するものはどれか。
選択肢
  1. 1. 乾燥砂
  2. 2. 泡消火設備
  3. 3. 屋内消火栓設備
  4. 4. スプリンクラー設備
  5. 5. 泡を放射する大型の消火器
回答欄 1 2 3 4 5

問題 6 法令上、製造所等に設ける標識、掲示板について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1. 屋外タンク貯蔵所には、危険物の類、品名及び貯蔵最大数量又は取扱最大数量、指定数量の倍数並びに危険物保安監督者の氏名又は職名を表示した掲示板を設けなければならない。
  2. 2. 移動タンク貯蔵所には、「危」と表示した標識を設けなければならない。
  3. 3. 第4類の危険物を貯蔵する地下タンク貯蔵所には、「取扱注意」と表示した掲示板を設けなければならない。
  4. 4. 給油取扱所には、「給油中エンジン停止」と表示した掲示板を設けなければならない。
  5. 5. 第4類の危険物を貯蔵する屋内貯蔵所には、「火気厳禁」と表示した掲示板を設けなければならない。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 7 法令上、危険物の規制について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1. 指定数量未満の危険物の貯蔵及び取扱いの技術上の基準は市町村条例で定められている。
  2. 2. 危険物を運搬する場合、運搬する危険物が指定数量未満であっても、容器、積載方法及び運搬方法は基準に従わなければならない。
  3. 3. 製造所等の所有者等は、製造所等を定期に点検をし、その点検記録を作成し、これを保存しなければならない。
  4. 4. 移動タンク貯蔵所で危険物を移送する場合、当該危険物を取り扱うことができる危険物取扱者が乗車していなければならない。
  5. 5. 危険物保安監督者を選任しなければならない製造所等には、危険物施設保安員も必ず選任しなければならない。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 8 法令上、製造所等が市町村長等から使用停止を命ぜられる事由に該当しないものは、次のうちどれか。
選択肢
  1. 1. 製造所等で危険物を取り扱う危険物取扱者が免状の書換えをしていないとき。
  2. 2. 製造所等の位置、構造又は設備を無許可で変更したとき。
  3. 3. 製造所等を完成検査済証の交付前に使用したとき。
  4. 4. 製造所等の定期点検の実施、記録及び保存がなされないとき。
  5. 5. 危険物の貯蔵又は取扱い基準の遵守命令に違反したとき。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 9 法令上、次に掲げる製造所等のうち、定期点検が義務付けられていないものはどれか。
選択肢
  1. 1. 移動タンク貯蔵所
  2. 2. 地下タンク貯蔵所を有する製造所
  3. 3. 地下タンク貯蔵所
  4. 4. 簡易タンク貯蔵所
  5. 5. 地下タンク貯蔵所を有する給油取扱所
回答欄 1 2 3 4 5

問題 10 法令上、免状の再交付を申請する場合、申請先の都道府県知事(以下、知事)として、正しいものはどれか。
選択肢
  1. 1. 交付した知事のみ
  2. 2. 交付又は書換えをした知事のみ
  3. 3. 交付した知事又は居住地若しくは勤務地を管轄する知事のみ
  4. 4. 交付した知事又は居住地を管轄する知事のみ
  5. 5. 居住地又は勤務地を管轄する知事のみ
回答欄 1 2 3 4 5

問題 11 法令上、危険物保安監督者の選任について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1. 第4類の危険物を取り扱う製造所等において、甲種危険物取扱者で第3類の実務経験を6カ月有している者を、第4類の危険物保安監督者に選任する。
  2. 2. すべての類の危険物を取り扱う製造所等において、第5類の危険物取扱作業の実務経験を6カ月有している乙種危険物取扱者(5類)を、第4類の危険物保安監督者に選任する。
  3. 3. 第4類の危険物を取り扱う製造所等において、同類の危険物取扱作業の実務経験を4カ月有している者が、免状(乙4)を取得した。この者が、さらに同類の危険物取扱作業を2カ月行ったので、第4類の危険物保安監督者に選任する。
  4. 4. 第4類の危険物を取り扱う製造所等において、同類の危険物取扱作業の実務経験を10カ月有している丙種危険物取扱者を、危険物保安監督者に選任することはできない。
  5. 5. 第4類の危険物を取り扱う製造所等において、同類の免状を取得している者が、同類の危険物取扱作業を2カ月行ったが、第4類の危険物保安監督者に選任することはできない。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 12 法令上、危険物の取扱作業の保安に関する講習(以下「講習」という)を受けなければならない期限が過ぎている危険物取扱者は、次のうちどれか。
選択肢
  1. 1. 2年前に免状の交付を受け、その後危険物の取扱作業に従事していなかったが、1年前から製造所等において危険物の取扱作業に従事している者。
  2. 2. 4年前に免状の交付を受け、2年前から製造所等において危険物の取扱作業に従事している者。
  3. 3. 6年前から製造所等において危険物の取扱作業に従事しているが、2年前に免状の交付を受けた者。
  4. 4. 4年前に免状の交付を受け、その後製造所等において危険物の取扱作業に従事していない者。
  5. 5. 2年6カ月前に講習を受け、その後継続して製造所等において危険物の取扱作業に従事している者。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 13 法令上、移動タンク貯蔵所による危険物の取扱い及び移送について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1. 移送する危険物を取り扱うことができる資格をもった危険物取扱者が乗車するとともに危険物取扱者免状を携帯しなければならない。
  2. 2. 移送する者は、移送の開始前に移動貯蔵タンクの底弁、マンホール及び注入口のふた、消火器等の点検を行うこと。
  3. 3. 移動タンク貯蔵所から漏油等災害発生のおそれのある場合は、応急措置を講じるとともに消防機関等に通報しなければならない。
  4. 4. 移動タンク貯蔵所には、完成検査済証、定期点検記録、譲渡・引渡しの届出書等を備え付けておくこと。
  5. 5. 積載型以外の移動貯蔵タンクの容量は50,000L以下とすること。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 14 法令上、危険物を車両等によって運搬する場合の積載方法について、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
  1. 1. 危険物の運搬は、危険物取扱者が行わなければならない。
  2. 2. 危険物の混載は、一切禁じられている。
  3. 3. 危険物を収納した運搬容器を積み重ねる場合は、高さ3m以下としなければならない。
  4. 4. 運搬容器の構造等に関する基準はあるが、積載方法に関する基準はない。
  5. 5. 指定数量以上の危険物を車両で運搬する場合には、市町村長等の許可を受けなければならない。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 15 法令上、製造所等の施設ごとにおける危険物の貯蔵、取扱いの基準について次のうち正しいものはどれか。
選択肢
  1. 1. 給油取扱所で自動車に給油するときは、いったん容器に詰め替えてから給油することが認められている。
  2. 2. 給油取扱所で自動車の一部が給油空地からはみ出していても、安全が確認できればそのまま給油することができる。
  3. 3. 屋外貯蔵タンクの防油堤の水抜口は、通常開放しておく。
  4. 4. 販売取扱所は、運搬容器の基準に適合した容器に収納し、容器入りのままで販売する。
  5. 5. 移動タンク貯蔵所には、「完成検査済証」、「定期点検記録」等の書類を備え付けておく必要はない。
回答欄 1 2 3 4 5

物理学・化学

問題 16 次の文の【   】内に当てはまる語句として正しいものはどれか。
「二硫化炭素が完全燃焼すると【   】になる。」
選択肢
  1. 1. 水蒸気と二酸化炭素
  2. 2. 二酸化硫黄と二酸化炭素
  3. 3. 二酸化硫黄と水蒸気
  4. 4. 一酸化炭素と二酸化硫黄
  5. 5. 一酸化炭素と二酸化炭素
回答欄 1 2 3 4 5

問題 17 次のうち、燃焼の難易に直接関係のないものはどれか。
選択肢
  1. 体膨張率
  2. 空気との接触面積
  3. 熱伝導率
  4. 含水量
  5. 発熱量
回答欄 1 2 3 4 5

問題 18 引火点の説明として、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
  1. 1. 発火点と同じものであるが、その可燃物が気体又は固体の場合は発火点といい、液体の場合は引火点という。
  2. 2. 可燃物を空気中で加熱した場合、火源がなくても自ら燃え出すときの最低の温度をいう。
  3. 3. 可燃性液体の蒸気の発生量が、燃焼範囲の上限値以上を液面上に発生する最低の液温。
  4. 4. 可燃性液体が空気中で着火するのに必要な、最低の濃度の蒸気を液面上に発生する液温をいう。
  5. 5. 可燃物の燃焼温度は、開始時において最も低く、時間の経過とともに高くなっていくが、その炎の燃焼開始時の温度をいう。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 19 消火方法とその原理の組合せとして、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
  1. 1. マグネシウムの火災に乾燥砂をかけて消火した。………………… 抑制効果
  2. 2. ガスの元栓を閉めて火を消した …………………………………… 除去効果
  3. 3. 有機溶剤の火災にハロゲン化物消火剤を放射して消火した……… 冷却効果
  4. 4. 天ぷら油の火災に強化液消火剤を放射して消火した……………… 窒息効果
  5. 5. アルコールランプにふたをして火を消した ……………………… 冷却効果
回答欄 1 2 3 4 5

問題 20
選択肢
  1. 1. 22 L
  2. 2. 27 L
  3. 3. 33 L
  4. 4. 44 L
  5. 5. 89 L
回答欄 1 2 3 4 5

問題 21 引火性液体を取り扱う場合、静電気に起因する火災等の事故防止対策として、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
  1. 1. 液体が流動する際は、流速を大きくする。
  2. 2. 人体への帯電を防ぐため、絶縁靴を使用する。
  3. 3. 取り扱う室内は、湿度を低くする。
  4. 4. 加圧された液体をノズルから噴出させるときは、圧力を高くする。
  5. 5. 流動を停止して、適宜静置時間をとる。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 22 鉄の腐食について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1. 酸性域の水中では、水素イオン濃度が高いほど腐食する。
  2. 2. 発煙硫酸に浸すと、不動態被膜を形成する。
  3. 3. アルカリ性のコンクリート中では、腐食は防止される。
  4. 4. 塩分が付着したものは、腐食しやすい。
  5. 5. 水中で鉄と銅が接触していると、鉄の腐食は防止される。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 23 中性子の数が7の原子はどれか。
選択肢
回答欄 1 2 3 4 5

問題 24 次の文の【 】内のA、Bに当てはまる語句の組合せとして正しいものはどれか。
「有機化合物の不飽和化合物のうち、三重結合を1つ含むものを【 A 】という。【 A 】には【 B 】があり、炭化カルシウムと水が反応して【 B 】は発生する。」
選択肢
回答欄 1 2 3 4 5

問題 25 有機化合物について、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
  1. 1. すべて水に溶ける。
  2. 2. 危険物の中に有機化合物はない。
  3. 3. 無機化合物にくらべ、融点が高い。
  4. 4. 無機化合物にくらべ、種類が少ない。
  5. 5. 完全燃焼すると、二酸化炭素と水を生ずる。
回答欄 1 2 3 4 5

性質

問題 26 危険物の類ごとに共通する性状について、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
  1. 1. 第1類の危険物は、還元性の固体である。
  2. 2. 第2類の危険物は、酸化されやすい可燃性の固体である。
  3. 3. 第3類の危険物は、水と反応しない不燃性の液体である。
  4. 4. 第5類の危険物は、強酸化性の固体である。
  5. 5. 第6類の危険物は、可燃性の固体である。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 27 次の文の【 】内のA〜Cに当てはまる語句の組合せとして、正しいものはどれか。
「第4類の危険物は【 A 】で、液比重は水より【 B 】ものがほとんどで、蒸気比重は空気より【 C 】。
選択肢
回答欄 1 2 3 4 5

問題 28 泡消火剤の中には、水溶性液体用泡消火剤と、その他の一般の泡消火剤とがある。次の危険物の火災を消火しようとする場合、一般の泡消火剤が適切でないのはどれか。
選択肢
  1. 1. エタノール
  2. 2. ガソリン
  3. 3. 灯油
  4. 4. シリンダー油
  5. 5. 重油
回答欄 1 2 3 4 5

問題 29 ガソリンを取り扱う場合、静電気による火災を防止するための処置として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1. タンクや容器へ注入するときは、できるだけ流速を小さくした。
  2. 2. 移動貯蔵タンクへ注入するときは、移動貯蔵タンクを絶縁して行う。
  3. 3. 容器等へ注入するホースは、接地導線のあるものを用いた。
  4. 4. 作業衣と作業靴は、帯電防止のものを着用した。
  5. 5. 取り扱う室内の湿度を高くした。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 30 移動貯蔵タンクから地下タンクへ危険物を注入する際、流出事故をたびたび発生させた。このような事故を防止するための留意事項として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1. 注入するときは、必ず注入するタンクの残油量を確認してから行うこと。
  2. 2. 地下タンクへ注入するときは、移動タンクを大地と完全に接地すること。
  3. 3. 地下タンクの計量口は、開放しておくこと。
  4. 4. 移動タンクの給油ホースと注入口の緊結状態を確認すること。
  5. 5. 地下タンクに接続している計量機の使用は中止し、地下タンクの注入口の廻りには、車を近づけないこと。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 31 自動車ガソリンの性状等について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1. 発火点は100℃以下である。
  2. 2. 燃焼上限界は約8vol%である。
  3. 3. 蒸気は空気より重く、低所に滞留しやすい。
  4. 4. オレンジ系色に着色されている。
  5. 5. 流動等により静電気を帯電しやすい。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 32 軽油の性状について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1. 引火点は45℃以上である。
  2. 2. 比重は1より大きい。
  3. 3. 沸点は水より高い。
  4. 4. 蒸気比重は1より大きい。
  5. 5. 原油を蒸留する際、灯油に続いて留出される炭化水素の混合物である。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 33 灯油の性状について、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
  1. 1. 自然発火しやすい。
  2. 2. 引火点は、40℃以上である。
  3. 3. 発火点は、100℃より低い。
  4. 4. 液温が常温(20℃)では、蒸気は発生しない。
  5. 5. 水によく溶ける。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 34 二硫化炭素の性状について、次のA〜Eのうち、正しいもののみの組合せはどれか。
A.発火点は90℃と低く、高温の配管等と接触すると容易に発火する。
B.青色の炎を上げて燃える。
C.蒸気比重は1より小さい
D.水によく溶ける。 E.純品は無色だが、市販品はオレンジ色に着色されている。
選択肢
  1. 1. A B
  2. 2. A E
  3. 3. B C
  4. 4. C D
  5. 5. D E
回答欄 1 2 3 4 5

問題 35 ヘキサンについて、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1. 無色透明な揮発性の液体である。
  2. 2. 比重は1より小さい。
  3. 3. 水、アルコールによく溶ける。
  4. 4. 蒸気比重は1より大きい。
  5. 5. 引火点は20℃より低い。
回答欄 1 2 3 4 5



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