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お問い合せ
No.121 乙種第4類危険物取扱者 模擬試験
法令
問題 1
法別表第1で定める動植物油類について、次の文の【 】内のA及びBに当てはまる語句の組合せとして、次のうち正しいものはどれか。
「動植物油類とは、動物の脂肉等又は植物の種子若しくは果肉から抽出したものであって、1気圧において【 A 】が【 B 】℃未満のものをいい、総務省令で定めるところにより貯蔵保管されているものを除く。」
選択肢
回答欄
1
2
3
4
5
問題 2
法令上、予防規程を定めなくてもよいところは、次のうちどれか。
ただし、鉱山保安法の規定による保安規定を定めている製造所等、および火薬類取締法の規定による危害予防規程を定めている製造所等は除く。
選択肢
1. 指定数量の倍数が150以上の製造所
2. 指定数量の倍数が150以上の屋内貯蔵所
3. 指定数量の倍数が150以上の屋外貯蔵所
4. 指定数量の倍数が150以上の屋外タンク貯蔵所
5. 自家用の屋内給油取扱所
回答欄
1
2
3
4
5
問題 3
ある製造所において、第4類の危険物A及びBを同一場所に貯蔵している。指定数量の倍数の合計として、 次のうち正しいものはどれか。
選択肢
1. 2
2. 3
3. 7
4. 22
5. 30
回答欄
1
2
3
4
5
問題 4
法令上、製造所等から一定の距離(保安距離)を保たなければならない旨の規定が設けられているが、次の建築物等と確保している距離の組合せで、誤っているものはどれか。
ただし、市町村長等が認める不燃材料で造った防火上安全な塀を設けたもの、および特例基準は除く。
選択肢
回答欄
1
2
3
4
5
問題 5
消火設備について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 屋内消火栓設備は、第1種消火設備である。
2. 泡消火設備は、第2種消火設備である。
3. 乾燥砂は第5種消火設備である。
4. 地下タンク貯蔵所には、第5種の消火設備を2個以上設ける。
5. 電気設備に対する消火設備は、電気設備のある場所の面積100uごとに1個以上設ける。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 6
次のうち、給油取扱所に附帯する業務のための用途として、法令上、設けることができないものは次のうちどれか。
選択肢
1. 給油のために出入りする者を対象とした宿泊施設。
2. 給油のために出入りする者を対象とした物品販売場。
3. 自動車等の点検・整備を行う作業場。
4. 給油のために出入りする者を対象とした飲食店。
5. 給油取扱所の管理者が居住する住居。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 7
法令上、各種手続きについて、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 製造所等以外の場所で、指定数量以上の危険物を10日以内の期間、仮に貯蔵し、又は取り扱う場合は、所轄消防長又は消防署長の承認を受けなければならない。
2. 製造所等の譲渡又は引渡しを受けた者は、遅滞なく市町村長等に届け出なければならない。
3. 製造所等の位置、構造又は設備を変更しようとする場合は、所轄消防長又は消防署長に届け出なければならない。
4. 予防規程を定めたときは、市町村長等の認可を受けなければならない。
5. 製造所等の設置工事が完了した場合には、使用する前に市町村長等の検査を受けなければならない。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 8
法令上、製造所等の所有者等が、市町村長等から製造所等の許可を取り消される理由に該当しないものは次のうちどれか。
選択肢
1. 危険物保安監督者を定めなければならない製造所等において、その者が取り扱うことができる危険物の取扱作業に関して、保安の監督をさせていないとき。
2. 製造所等の変更の完成検査を受けないで、当該製造所等を使用したとき。
3. 基準違反の設備に関して、修理、改造又は移転の命令を受けたが、それに従わなかったとき。
4. 定期点検を行わなければならない製造所等において、定期に点検を行っていないとき。
5. 市町村長等の許可を受けないで、製造所等の構造を変更したとき。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 9
法令上、定期点検の実施者として、次のうち適切でないものはどれか。ただし、規則で定める漏れの点検及び固定式の泡消火設備に関する点検を除く。
選択肢
1. 免状の交付を受けていない危険物施設保安員
2. 免状の交付を受けていない所有者
3. 甲種危険物取扱者の立会いを受けた、免状の交付を受けていない者
4. 乙種危険物取扱者で自ら取り扱うことができる類の危険物の立会いを受けた、免状の交付を受けていない者
5. 丙種危険物取扱者が自ら取り扱うことができる危険物の立会いを受けた、免状の交付を受けていない者
回答欄
1
2
3
4
5
問題 10
法令上、危険物取扱者について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 危険物取扱者とは、免状の交付を受けている者をいう。
2. 危険物取扱者は、危険物の取扱作業に従事するときは、貯蔵又は取扱いの技術上の基準を遵守するとともに、当該危険物の保安の確保について細心の注意を払わなければならない。
3. 甲種危険物取扱者は、すべての類の危険物の取扱いができる。
4. 甲種危険物取扱者と乙種危険物取扱者は、自ら取り扱うことができる危険物の取扱いの立会いをする場合は、危険物取扱者以外の者の取扱い作業を監督しなければならない。
5. 危険物取扱者であれば、危険物取扱者以外の者の取扱いの立会いができる。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 11
法令上、免状の書換えを申請しなければならない事由について、次のA〜Eのうち誤っているもののみの組合せはどれか。
A. 勤務している製造所等が移転し製造所等の所在地が変わった。
B. 現住所を変えたとき。
C. 氏名が変わったとき。
D. 本籍が変わったとき。
E. 免状の写真が撮影から10年を経過したとき。
選択肢
1.AとB
2.AとE
3.BとD
4.CとD
5.CとE
回答欄
1
2
3
4
5
問題 12
法令上、保安のための検査について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 検査には、一定期間ごとに行う定期保安検査と、特定の事由が生したときに行う臨時保安検査の2種類がある。
2. 検査期間は一定の期間が定められているが、屋外タンク貯蔵所のうち総務省令で定める保安のための措置を講じているものについては、当該措置に応じた期間に延長できる。
3. 製造所等の所有者、管理者又は占有者が自ら行う検査である。
4. 検査項目には、液体危険物タンクの底部の板の厚さ、溶接部に関する項目がある。
5. 検査対象は、特定屋外タンク貯蔵所及び特定の移送取扱所である。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 13
移動タンク貯蔵所における危険物の取扱作業の技術上の基準として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 移動貯蔵タンクから危険物を貯蔵し、又は取り扱うタンクにガソリンを注入するときは、当該タンクの注入口と移動貯蔵タンクの注入ホースを手でしっかりと押さえなければならない。
2. 移動貯蔵タンクから灯油を運搬容器に詰め替えるときは、運搬容器は法令で定める技術上の基準に適合するものでなければならない。
3. 静電気による災害が発生するおそれのある液体の危険物を移動貯蔵タンクに入れ、又は移動貯蔵タンクから出すときは、移動タンク貯蔵所を接地しなければならない。
4. 静電気による災害が発生するおそれのある液体の危険物を移動貯蔵タンクにその上部から注入するときは、注入管を用いなければならない。
5. 移動貯蔵タンクから危険物を貯蔵し、又は取り扱うタンクに第1石油類を注入するときは、移動タンク貯蔵所の原動機を停止させなければならない。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 14
法令上、危険物の運搬について、運搬容器及び技術上の基準として、次のうち正しいものどれか。
選択肢
1. 運搬についての規定は、指定数量未満の危険物については適用されない。
2. 品名又は指定数量を異にする2以上の危険物を同時に積載することはできない。
3. 運搬容器は、その構造及び最大容積が定められている。
4. 危険物を収納した運搬容器を積み重ねる場合は、高さ4m以下としなければならない。
5. 運搬容器の外部に品名、化学名、数量、消火方法を表示しなければならない。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 15
法令上、製造所等において危険物を取り扱う場合は取扱いの技術上の基準に従わなければならないが、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 蒸留工程においては、圧力変動等により液体、蒸気又はガスが漏れないようにする。
2. 抽出工程においては、抽出罐の内圧が異常に上昇しないようにする。
3. 危険物のくず、かす等は、1週間に1回以上廃棄、処置をすること。
4. 乾燥工程においては、危険物の温度が局部的に上昇しない方法で加熱し、又は乾燥する。
5. 粉砕工程においては、危険物の粉末が著しく浮遊し、又はそれが付着した状態で機械器具を使用しない。
回答欄
1
2
3
4
5
物理学・化学
問題 16
燃焼に関する一般的な説明として、次のA〜Dのうち、正しいものの組合せはどれか。
A. 燃焼とは、熱と光の発生を伴う酸化反応である。
B. 硝酸、過酸化水素、塩素酸カリウムなどの酸化剤は、酸素供給源として作用することもある。
C. 鉄がさびて酸化鉄になる酸化反応は、燃焼にあたる。
D. 線香が無炎燃焼しているとき、風などの影響で酸素の供給量が増加することにより、有炎燃焼に移行することがある。
選択肢
1. A D
2. B C
3. C D
4. A B D
5. A C D
回答欄
1
2
3
4
5
問題 17
選択肢
1. 17
2. 20
3. 25
4. 34
5. 35
回答欄
1
2
3
4
5
問題 18
混合危険についての説明で、誤っているものはどれか。
選択肢
1. 混合危険とは、2種類以上の物質が混合または接触することにより、発火の危険を生じることをいう。
2. 混合危険には、物質が混合したとき爆発性混合物を生成する場合がある。
3. 混合危険は、可燃性物質と還元性物質を混合した場合に必ず起こる。
4. 混合危険には、物質が混合したとき化学反応により爆発性物質を生成する場合がある。
5. 混合危険には、混合すると同時に発火する場合がある。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 19
消火剤の主な消火効果について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 消火剤の水は冷却効果がある。
2. 強化液消火剤は冷却効果と、消火後の再燃防止効果がある。
3. 泡消火剤は負触媒効果(抑制効果)である。
4. 粉末消火剤は、負触媒効果(抑制効果)と窒息効果がある。
5. 二酸化炭素消火剤は、窒息効果である。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 20
次に示す性質を有する危険物について、燃焼を起こさないものはどれか。
引火点………………40℃
発火点………………220℃
沸点…………………150℃
燃焼範囲……………1 〜 6vol%
選択肢
1. 220℃の高温体上に危険物をたらした。
2. 沸騰している危険物に炎を近づけた。
3. 20℃で、布にしみ込んだ危険物に炎を近づけた。
4. この危険物の蒸気95Lと空気5Lの混合気に炎を近づけた。
5. 40℃の危険物に炎を近づけた。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 21
静電気について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 物体が電気を帯びることを帯電という。
2. 導体に帯電体を近づけると、導体と帯電体は反発する。
3. 帯電した物体に分布している、流れのない電気を静電気という。
4. 電荷には正電荷と負電荷があり、異種の電荷の間には引力がはたらく。
5. 物体間で電荷のやりとりがあっても、電気量の総和は変わらない。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 22
選択肢
1. 炭素が完全燃焼するときは【A】、不完全燃焼するときは【B】の式で表される。
2. 二酸化炭素の1molは、28gである。
3. 二酸化炭素1分子は、炭素1原子と酸素2原子からなる。
4. 炭素12gが完全燃焼すると、二酸化炭素32gが生成する。
5. 【A】【B】両式とも、炭素は吸熱反応により酸化されている。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 23
酸化と還元の説明について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 化合物が水素を失うことを、酸化という。
2. 物質が水素と化合することを還元という。
3. 酸化物が酸素を失うことを還元という。
4. 酸化とは物質が電子を失う変化をいい、還元とは物質が電子を受け取る変化をいう。
5. 同一反応系において、酸化と還元が同時に起きることはない。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 24
次の水の状態図から、A、BおよびCの状態として、正しい組合せはどれか。
選択肢
回答欄
1
2
3
4
5
問題 25
一酸化炭素と二酸化炭素についての説明で、次のA〜Eのうち、二酸化炭素のみに該当するものの組合せはどれか。
A. 無色、無臭である。
B. 人体に極めて有毒である。
C. 石灰水を通すと白濁する。
D. 空気中で青白い炎をあげて燃焼する。
E. 生物の呼吸で生成する。
選択肢
1. A D
2. A E
3. B C
4. B D
5. C E
回答欄
1
2
3
4
5
性質
問題 26
第1類から第6類の危険物の性状について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 第1類の危険物は、不燃性の酸化性固体で、潮解性のあるものは木材、紙などに染み込み、乾燥すると爆発する危険性がある。
2. 第2類の危険物は、比較的低温で着火しやすい可燃性の固体である。
3. 第3類の危険物は、空気または水と接触することにより発熱し、可燃性ガスを発生して発火する。
4. 第5類の危険物は、自らは不燃性で、加熱や衝撃で酸素を放出する。
5. 第6類の危険物は、酸化性の液体の無機物質である。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 27
静電気による引火のおそれがある危険物を取り扱う場合の火災予防対策として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 金属製の容器に入れ貯蔵する。
2. 取り扱う危険物の流速を小さくする。
3. 危険物を取り扱う機器を接地する。
4. 床に水を散布し湿度を上げる。
5. 作業者は、絶縁性の手袋や靴を着用する。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 28
水溶性液体用泡消火剤を使用しなければならない危険物の組合せは、次のうちどれか。
A. アセトン、 アクリル酸
B. ベンゼン、 グリセリン
C. 酸化プロピレン、 メタノール
D. エタノール、 クロロベンゼン
E. 二硫化炭素、 キシレン
選択肢
1. A B
2. A C
3. B C
4. C D
5. D E
回答欄
1
2
3
4
5
問題 29
エチルメチルケトンの貯蔵のしかたについて、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 火気を近づけない。
2. 貯蔵容器は、通気口のあるものにする。
3. 冷暗所に貯蔵する。
4. 換気をよくする。
5. 日光の直射を避ける。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 30
第2石油類の性状について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 霧状の場合は、引火点以下の温度でも、着火することがある。
2. 蒸気比重は1より大きい。
3. 水溶性のものはない。
4. 発火点は100℃を超える。
5. 15℃で凝固するものがある。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 31
自動車ガソリンについて、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 水より軽い。
2. オレンジ系に着色されている。
3. 引火点は一般に−40℃以下である。
4. 自然発火しやすい。
5. 燃焼範囲はおおむね1〜8 vol%である。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 32
灯油の性状として、次のうちA〜Eの記述のうち、誤っているもののみの組合せはどれか。
A. 無色無臭の液体である。 B. 水に溶けない。 C. 比重は1より小さい。 D. 蒸気比重は1より大きい。 E. 常温(20℃)でも容易に着火する。
選択肢
1.AとB
2.AとE
3.BとC
4.CとD
5.DとE
回答欄
1
2
3
4
5
問題 33
酢酸について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 燃焼範囲の下限値はガソリンより小さい。
2. 金属を強く腐食する。
3. 青い炎をあげて燃焼する。
4. 水、エタノールに溶ける。
5. 引火点は20℃より高い。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 34
アセトアルデヒドについて、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 無色透明の液体である。
2. 特有の刺激臭を有する液体である。
3. 有機溶剤にはよく溶けるが、水には溶けない。
4. 酸化すると酢酸を生ずる。
5. 引火点はきわめて低い。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 35
エタノールの性状として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. ナトリウムと反応して酸素を発生する。
2. 沸点は100℃より低い。
3. 無色、透明である。
4. 水や有機溶剤によく溶ける。
5. 蒸気は空気より重い。
回答欄
1
2
3
4
5
お疲れ様でした。
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