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お問い合せ
No.129 乙種第4類危険物取扱者 模擬試験
法令
問題 1
法令上、危険物に関する説明として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 危険物とは、法別表第1の品名欄に掲げる物品で、同表に定める区分に応じ同表の性質欄に掲げる性状を有するものをいう。
2. 液化石油ガスは、危険物に該当する。
3. 危険物に該当するかどうか判断するための試験の1つとして、火炎による着火の危険性を判断するための試験がある。
4. 危険物は、酸化性固体、可燃性固体、自然発火性物質及び禁水性物質、引火性液体、自己反応性物質、酸化性液体に分類される。
5. 指定数量とは、危険物についてその危険性を勘案して政令で定める数量である。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 2
法令上、特定の製造所等において定めなければならない予防規程について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 予防規程は、危険物保安監督者が定めなければならない。
2. 予防規程は、危険物の貯蔵及び取扱いの技術上の基準に適合していなければならない。
3. 予防規程を定めたときは、市町村長等の認可を受けなければならない。
4. 予防規程は、地震発生時における施設及び設備に対する点検、応急措置に関することを定めなければならない。
5. 製造所等の所有者及びその従業者は、予防規程を守らなければならない。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 3
法令上、次の危険物を同一場所に貯蔵する場合、指定数量以上となる組合せはどれか。
選択肢
回答欄
1
2
3
4
5
問題 4
法令上、製造所等において危険物を貯蔵し、又は取り扱う建築物等の周囲に保有しなければならない空地の幅として、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
1. 屋外貯蔵所の空地の幅は、取り扱う危険物の指定数量の倍数に応じて定められている。
2. 屋内貯蔵所の空地の幅は、床面積に応じて定められている。
3. 屋外タンク貯蔵所の空地の幅は、屋外貯蔵タンクの容量に応じて定められている。
4. 製造所の空地の幅は、取り扱う危険物の類に応じて定められている。
5. 一般取扱所の空地の幅は、取り扱う危険物の品名に応じて定められている。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 5
法令上、製造所等に設置しなければならない消火設備は、第1種から第5種まで区分されているが、次のうち第3種に該当するものはどれか。
選択肢
1. 乾燥砂
2. 泡消火設備
3. 屋内消火栓設備
4. スプリンクラー設備
5. 泡を放射する大型の消火器
回答欄
1
2
3
4
5
問題 6
次の4基の屋外貯蔵タンクを同一の防油堤内に設置する場合、この防油堤の必要最少限の容量として、正しいものはどれか。(ただし、岩盤タンク及び特殊液体危険物タンクを除く)
選択肢
1. 100 kL
2. 500 kL
3. 550 kL
4. 800 kL
5. 1,100 kL
回答欄
1
2
3
4
5
問題 7
法に定める手続きとして、次の文の【 】内に当てはまる語句はどれか。
「製造所等の譲渡又は引渡しがあった時は、譲受人又は引渡しを受けた者は、 A【 】の許可を受けた者の地位を継承し、B【 】、A【 】に届け出なければならない。」
選択肢
回答欄
1
2
3
4
5
問題 8
市町村長等から出される許可の取り消し又は使用停止命令に、該当しないものは次のうちどれか。
選択肢
1. 危険物の貯蔵及び取扱いの基準の遵守命令に違反したとき。
2. 危険物保安監督者を定めたが、市町村長等への届出を怠っているとき。
3. 仮使用の承認又は完成検査を受けないで、製造所等を使用したとき。
4. 危険物保安監督者の解任命令に応じなかったとき。
5. 定期点検を行わなければならない製造所等で、法定期限内にそれを行わなかったとき。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 9
法令上、次に掲げる製造所等のうち、定期点検が義務付けられていないものはどれか。ただし、鉱山保安法の規定による保安規定を定めている製造所等、および火薬類取締法の規定による危害予防規程を定めている製造所等は除く。
選択肢
1. 指定数量の倍数が5の移送取扱所
2. 指定数量の倍数が20の屋内タンク貯蔵所
3. 指定数量の倍数が30の移動タンク貯蔵所
4. 指定数量の倍数が100の屋外貯蔵所
5. 指定数量の倍数が150の屋内貯蔵所
回答欄
1
2
3
4
5
問題 10
法令上、危険物保安監督者を選任しなくてもよい製造所等は、次のうちどれか。
選択肢
1. 製造所
2. 屋外タンク貯蔵所
3. 給油取扱所
4. 移送取扱所
5. 移動タンク貯蔵所
回答欄
1
2
3
4
5
問題 11
法令上、危険物取扱者免状の交付を受けている者が、免状を亡失・滅失若しくは、汚損・破損した場合の再交付の申請について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 当該免状を交付した都道府県知事に申請することができる。
2. 当該免状の書換えをした都道府県知事に申請することができる。
3. 居住地を管轄する都道府県知事に申請することができる。
4. 免状を破損し再交付を受ける場合は、当該免状を添えて申請しなければならない。
5. 免状を亡失して再交付を受けた者は、亡失した免状を発見した場合は、これを10日以内に免状の再交付を受けた都道府県知事に提出しなければならない。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 12
法令上、危険物の取扱作業の保安に関する講習について、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
1. 危険物施設保安員は、すべてこの講習を受けなければならない。
2. 危険物保安監督者に選任された危険物取扱者のみが、この講習を受けなければならない。
3. 危険物の取扱作業に3年以上従事していなかったが、新たに従事することとなった場合は、従事することとなった日から1年以内に受講しなければならない。
4. 危険物取扱者はすべてこの講習を受けなければならない。
5. 現に危険物の取扱作業に従事している者で、法令に違反した者のみが受けなければならない。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 13
法令上、製造所等において危険物の流出等の事故が発生した場合の措置について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 引き続く危険物の流出を防止しなければならない。
2. 可燃性蒸気の滞留している場所において危険物を除去する場合、火花の発生する機械器具や、発熱する機械器具は、引火に注意して使用する。
3. 災害の拡大を防ぐため、応急の措置を講じなければならない。
4. 発見した者は、直ちにその旨を消防署、市町村長等の指定した場所、警察又は海上警備救難機関に通報しなければならない。
5. 流出した危険物の除去その他災害の発生の防止のための応急の措置を講じなければならない。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 14
法令上、第4類第2石油類の危険物を車両によって運搬する場合の積載方法について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 運搬する危険物が指定数量以上のときは、危険物運搬車両に地が黒色の板に黄色の反射塗料等で「危」と表示した標識を掲げなければならない。
2. 危険物を収納した運搬容器を積み重ねる場合は、高さ3m以下としなければならない。
3. 運搬容器は、収納口を上方に向けて積載しなければならない。
4. 危険物を運搬する運搬容器の外部には「火気注意」の注意事項を表示しなければならい。
5. 運搬容器等が転落、落下、転倒又は破損しないように積載しなければならない。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 15
法令上、危険物の貯蔵又は取扱いに関する技術上の基準について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 製造所等においては、いかなる場合であっても火気を使用してはならない。
2. 許可若しくは届出に係る品名以外の危険物又はこれらの許可若しくは届出に係る数量若しくは指定数量の倍数を超える危険物を貯蔵し、又は取り扱ってはならない。
3. 屋内貯蔵タンクの元弁及び注入口の弁又はふたは、危険物を入れ、又は出すとき以外は、閉鎖しておくこと。
4. 危険物のくず、かす等は、1日に1回以上当該危険物の性質に応じて安全な場所で廃棄その他適当な処置をしなければならない。
5. 製造所等のタンクの計量口は、計量するとき以外は閉鎖しておくこと。
回答欄
1
2
3
4
5
物理学・化学
問題 16
燃焼に関する一般的な説明として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 燃焼は、熱と光の発生を伴う。
2. 燃焼の三要素とは、可燃物、酸素供給源および点火源をいう。
3. 可燃性の固体の燃焼はすべて、融解しながら蒸発し、気体となって燃焼する。
4. 可燃性気体の燃焼は、空気中では空気との混合気体となるか、互いに拡散しながら燃焼する。
5. 可燃物は、燃焼により安定な酸化物に変わる。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 17
メタノールが完全燃焼したときの化学反応式として、【 】内のA 〜Cに当てはまる数字及び化学式の組合せとして正しいものはどれか。
選択肢
回答欄
1
2
3
4
5
問題 18
空気と混合した可燃性気体の燃焼について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 燃焼する濃度の範囲は、温度の変化に影響を受けない。
2. 燃焼範囲の濃度は、一般に体積パーセント(vol%)で表す。
3. 可燃性気体の濃度が燃焼上限界より大きい場合は、燃焼しない。
4. 燃焼範囲が大きく、燃焼下限界が小さいものほど、燃焼(爆発)の危険が大きい。
5. 燃焼する濃度は、可燃性気体の種類により異なる。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 19
強化液消火剤について、次の文A〜Dのうち正しいもののみの組合せはどれか。
A.凝固点が0℃なので、寒冷地では凍結して使用できない。
B.冷却効果と、消火後の再燃防止効果がある。
C.冷却効果が大きいので、燃焼温度の高い金属紛の火災に適応する。
D.霧状にして放射する場合、油火災と電気火災に対して適応する。
選択肢
1. A B
2. A C
3. B C
4. B D
5. C D
回答欄
1
2
3
4
5
問題 20
引火性液体の説明として、次のA〜Dのうち誤っているもののみの組合せはどれか。
A.空気中で加熱したとき、口火により着火することのできる濃度の蒸気を液面上に発生する最低の液温は引火点である。
B.空気中で加熱したとき、着火源なしに自ら発火し燃焼し始める最低の温度は発火点である。
C.空気中で加熱したとき、自然に発炎し継続的な燃焼をおこす最低の液温を燃焼点という。
D.引火点とは、可燃性液体が燃焼範囲の上限値の濃度の蒸気を発生する液温をいう。
選択肢
1. A B
2. B C
3. C D
4. A B C
5. B C D
回答欄
1
2
3
4
5
問題 21
静電気に関する記述として、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
1. 導体に帯電体を近づけると、帯電体に近い側が帯電体と異符号の電荷を、遠い側が同符号の電荷をあらわす現象を静電誘導という。
2. 金属のような導体には自由に動く電子があり、これを静電気という。
3. 2つの点電荷の間にはたらく静電気力は、それぞれの電気量の和に反比例し、粒子間の距離の2乗に比例する。
4. 異なる2つの物質をこすりあわせると、一方の物質から他方へと一部の電子が移動し、電子を失った方は負に、電子を受け取った方は正に帯電する。
5. 物体間で電子の移動がおこると、電子の移動前後で物体の電気量の総和は大きく変わる。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 22
ある物質の反応速度が10℃上昇するごとに2倍になるとすると、10℃から60℃に上昇した場合の反応速度として、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
1. 10倍
2. 25倍
3. 32倍
4. 50倍
5. 100倍
回答欄
1
2
3
4
5
問題 23
熱の移動の仕方には、伝導、対流、放射(ふく射)の3つがあるが、次のA〜Dのうち、伝導についての記述の組合せはどれか。
A. 日光にあたって熱くなった車の屋根面の熱が屋根裏に伝わった。
B. エアコンをつけたら、床面よりも天井近くの温度が高くなった。
C. 火にかけた鍋の水が徐々に表面から熱くなった。
D. アイロンをかけたら、衣類が熱くなった。
選択肢
1. A B
2. A C
3. A D
4. B C
5. C D
回答欄
1
2
3
4
5
問題 24
有機化合物の一般的性状について、次のA〜Dのうち正しいもののみを掲げている組合せはどれか。
A.水に溶けにくい。
B.無機化合物に比べて融点が高い。
C.成分元素は、炭素が主体で、水素、酸素、窒素、リン、硫黄などが含まれているものがある。
D.燃焼すると、主に二酸化炭素と水を生成する。
選択肢
1. A B
2. A B C
3. A B D
4. A C D
5. B C D
回答欄
1
2
3
4
5
問題 25
次の化学構造式をもつ、第4類の第2石油類に属する化合物の名称として、正しいものはどれか。
選択肢
1. エタノール
2. 酢酸
3. キシレン
4. ベンゼン
5. アセトン
回答欄
1
2
3
4
5
性質
問題 26
危険物の類ごとに共通する性状について、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
1. 第1類の危険物は、酸化性の液体である。
2. 第2類の危険物は、可燃性の液体である。
3. 第3類の危険物は、20℃で自然発火する。
4. 第5類の危険物は、比重は1より大きい。
5. 第6類の危険物は、分子内に酸素を含有している。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 27
泡消火剤の中には、水溶性液体用泡消火剤と、その他の一般の泡消火剤とがある。次の危険物の火災を消火しようとする場合、一般の泡消火剤が適切でないもののみの組合せはどれか。
選択肢
回答欄
1
2
3
4
5
問題 28
危険物を取り扱う地下埋設配管(鋼管)が腐食して危険物が漏えいする事故が発生している。その腐食の原因として、考えにくいものは次のうちどれか。
選択肢
1. 地下水位が高く、常時、配管の上部が乾燥し、下部が湿っている。
2. 配管埋設の際、工具が落下し被覆がはげたことに気づかず、配管を埋設した。
3. コンクリートの中に配管を埋設した。
4. 電気機器のアースをとるため、銅の棒を地中に打ち込んだ際に、配管と銅の棒が接触した。
5. 埋設した配管の近くに、直流の電気設備を設置したため、迷走電流の影響が大きくなった。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 29
横転した移動タンク貯蔵所からガソリンが流出し、火災のおそれがある場合の対応として、次のうち適切でないものはどれか。
選択肢
1. 火災が大きくなると除去消火や窒息消火は困難になるので、冷却効果の高い消火剤を準備する。
2. ガソリンは水に溶けず、水面に広がってゆくので、土のう等により排水溝や下水道への流入を防ぐ。
3. ガソリンの引火点は常温(20℃)より低く、可燃性混合気を形成しやすいので、周囲での火気の使用を制限する。
4. ガソリンの蒸気は空気より重いので、周囲のくぼみや排水溝に溜まりやすいことに留意する。
5. 移動貯蔵タンクに残ったガソリンを抜き取る際には、防爆型のポンプを使用する。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 30
第4類の危険物の一般的な性状として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. すべて可燃性で、水に溶けないものが多い。
2. 常温(20℃)で、すべて液体である。
3. 液体の比重は1より小さいものが多い。
4. 引火点を有しないものがある。
5. 静電気が発生しやすく、静電気の火花により引火する危険性がある。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 31
自動車ガソリンの性状等について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 燃焼上限界は約8vol%である。
2. 融点は−40℃である。
3. 蒸気比重は空気の3〜4倍重い。
4. オレンジ系色に着色されている。
5. 空になったドラム缶に少量のガソリンが残留していると、引火、爆発の危険がある。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 32
灯油の性状として、次のうちA〜Eの記述のうち、正しいもののみの組合せはどれか。
A.発火点は100℃より低い。
B.比重は1より小さい。
C.沸点は水より低い。
D.引火点は、40℃以上である。
E.無臭の液体である。
選択肢
1. A C
2. A D
3. B D
4. B E
5. C E
回答欄
1
2
3
4
5
問題 33
1−ブタノールの性状として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 酸化されるとブチルアルデヒドを経て酪酸になる。
2. 燃焼範囲は1.4vol%〜11.3vol%である。
3. 皮膚に接触すると炎症をおこす。
4. ブチルアルデヒドを水素化すると得られる。
5. 引火点と発火点は軽油とほぼ同じである。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 34
二硫化炭素の性状として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 無色透明の液体であるが、日光に当てると黄色になる。
2. 水にほとんど溶けないので、びん、缶などに貯蔵するときは、二硫化炭素の表面を水で覆い、密栓して蒸気が漏れないようにする。
3. 比重は1より小さい。
4. 発火点が低く、高温の配管などに接触すると発火することがある。
5. 燃焼範囲は1〜50%と広く、点火すると青色の炎を上げて燃え、有毒の二酸化硫黄を発生する。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 35
ベンゼンの性状として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 無色透明の液体である。
2. 特有の芳香を有している。
3. 水によく溶ける。
4. 揮発性があり、蒸気は空気より重い。
5. アルコール、ヘキサン等の有機溶媒に溶ける。
回答欄
1
2
3
4
5
お疲れ様でした。
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