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お問い合せ
No.128 乙種第4類危険物取扱者 模擬試験
法令
問題 1
消防法上の危険物についての説明として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 危険物とは、法別表第1の品名欄に掲げる物品で、同表に定める区分に応じ同表の性質欄に掲げる性状を有するものをいう。
2. 指定数量とは、危険物についてその危険性を勘案して政令で定める数量である。
3. 危険物は政令で定める引火点測定試験で引火性を判断して第1類から第6類に区分されている。
4. 危険物を含有する物質であっても、政令で定める試験において政令で定める性状を示さなければ危険物には該当しない。
5. 危険物は、1気圧において温度20℃で気体状のものはない。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 2
法令上、製造所等の区分に関する一般的な説明について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 簡易タンク貯蔵所とは、簡易タンクにおいて危険物を貯蔵し又は取り扱う貯蔵所をいう。
2. 屋内貯蔵所とは、屋内の場所において危険物を貯蔵し又は取り扱う貯蔵所をいう。
3. 屋内タンク貯蔵所とは、屋内にあるタンクにおいて危険物を貯蔵し又は取り扱う貯蔵所をいう。
4. 一般取扱所とは、店舗において容器入りのままで販売するため、危険物を取り扱う取扱所をいう。
5. 地下タンク貯蔵所とは、地盤面下埋没されているタンクにおいて危険物を貯蔵し、又は取り扱う貯蔵所をいう。
回答欄
1
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3
4
5
問題 3
法令上、危険物A、B及びCを同一の貯蔵所で貯蔵する場合の指定数量の倍数の計算方法として、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
回答欄
1
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3
4
5
問題 4
法令上、特定の建築物等から一定の距離(保安距離)を保たなければならない旨の規定が設けられている製造所等がある。製造所等、建築物等、保安距離の組合せとして次のうち正しいものはどれか。
ただし、製造所等と建築物等の間に防火上有効な塀はないものとし、また、特例基準は適用されないものとする。
選択肢
回答欄
1
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5
問題 5
法令上、製造所等に設置する第5種の消火設備として、次のA〜Dのうち正しいものの組合せはどれか。
A. 粉末消火設備
B. 消火粉末を放射する大型消火器
C. 消火粉末を放射する小型消火器
D. 乾燥砂
選択肢
1.AとB
2.AとC
3.BとC
4.BとD
5.CとD
回答欄
1
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3
4
5
問題 6
法令上、平屋建としなければならない屋内タンク貯蔵所の位置、構造及び設備の技術上の基準として、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
1. 屋内タンク貯蔵所の窓又は出入口にガラスを用いる場合は、網入ガラスとしなければならない。
2. 屋内貯蔵タンクには、容量制限が定められていない。
3. 屋内貯蔵タンクは建物内に設置されるので、外面には、さび止めのための塗装をしないことができる。
4. タンク専用室の出入口は、床面と段差が生じないように設けなければならない。
5. 第4類第2石油類を貯蔵するタンク専用室には、不燃材料で造った天井を設けることができる。
回答欄
1
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5
問題 7
法令上、製造所等の位置、構造又は設備を変更する場合の手続きについて、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 製造所等の変更工事を行うためには、政令に定める事項を記載した申請書に図面等を添付し、市町村長等に提出しなければならない。
2. 変更許可を受けなければ、変更工事に着手することができない。
3. 市町村長等の承認を受ければ、変更工事部分以外の部分を使用することができる。
4. すべての製造所等は、完成検査を受ける前に市町村長等が行う完成検査前検査を受けなければならない。
5. 変更工事終了後、製造所等を使用する前に市町村長等が行う完成検査を受けなければならない。
回答欄
1
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5
問題 8
法令上、製造所等が市町村長等から使用停止を命ぜられる事由に該当しないものは、次のうちどれか。
選択肢
1. 危険物の貯蔵及び取扱いの基準の遵守命令に違反したとき。
2. 仮使用の承認又は完成検査を受けないで、製造所等を使用したとき。
3. 危険物保安監督者の解任命令に応じなかったとき。
4. 製造所等を譲り受けたが、その届け出をしていなかったとき。
5. 定期点検を行わなければならない製造所等で、法定期限内にそれを行わなかったとき。
回答欄
1
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5
問題 9
法令上、製造所等の定期点検について、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
1. 点検記録には、点検をした製造所等の名称、点検の方法及び結果、点検年月日及び点検を行った危険物取扱者等の氏名を記載しなければならない。
2. 危険物施設保安員は、定期点検を行うことはできない。
3. 定期点検は、原則として3年に1回行わなければならない。
4. 屋内タンク貯蔵所は、定期点検を行わなければならない。
5. 簡易タンク貯蔵所は、定期点検を行わなければならない。
回答欄
1
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4
5
問題 10
法令上、危険物保安監督者の業務について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 危険物の取扱作業の実施に際し、危険物の貯蔵又は取扱いの技術上の基準に適合するように、危険物取扱者を除く作業者に対し必要な指示を与えること。
2. 火災等の災害の防止に関し、当該製造所等に隣接する製造所等その他関連する施設の関係者との間に連絡を保つこと。
3. 危険物施設保安員を置かない製造所等にあっては、製造所等の構造及び設備に異常を発見した場合、関係ある者に連絡するとともに状況を判断して措置を講ずること。
4. 危険物施設保安員を置かない製造所等にあっては、定期及び臨時の点検の状況及び措置を記録し、保存すること。
5. 危険物施設保安員を置く製造所等にあっては、危険物施設保安員に必要な指示を行うこと。
回答欄
1
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4
5
問題 11
法令上、危険物取扱者が免状を携帯しなければならないものは、次のうちどれか。
選択肢
1. 製造所等で、危険物取扱者ではない者の危険物の取扱いの立会いをしているとき。
2. 危険物を移送するため、移動タンク貯蔵所に乗車しているとき。
3. 製造所等で、定期点検を実施しているとき。
4. 給油取扱所で、自動車等の給油作業に従事しているとき。
5. 指定数量以上の危険物を車両で運搬しているとき。
回答欄
1
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4
5
問題 12
法令上、危険物の取扱作業の保安に関する講習(以下「講習」という。)について、次の文の下線部分【A】〜【C】のうち誤っているもののみを掲げているものはどれか。
選択肢
1. A
2. C
3. A B
4. B C
5. A B C
回答欄
1
2
3
4
5
問題 13
法令上、危険物施設保安員ついて、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
1. 指定数量の倍数が100以上の屋内貯蔵所は、危険物施設保安員を定めなければならない。
2. 危険物施設保安員は、甲種又は乙種危険物取扱者でなければならない。
3. 危険物施設保安員は、製造所等の計測装置、制御装置、安全装置等の機能が適正に保持されるようにこれを保安管理しなければならない。
4. 製造所等の所有者は、危険物施設保安員を危険物取扱者の中から定めて、遅滞なく市町村長等に届け出なければならない。
5. 危険物保安監督者は危険物施設保安員の指示に従って保安の監督をしなければならない。
回答欄
1
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4
5
問題 14
法令上、危険物の運搬について次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 運搬する危険物が指定数量以上のときは、適応する消火設備を備えること。
2. 運搬する危険物が指定数量以上のときは、「危」と表示した標識を、車両の前後見やすい箇所に掲げること。
3. 運搬する危険物が指定数量以上のときは、その都度、市町村長等に届け出なければならない。
4. 同一車両において異なった類の危険物を積載し、運搬する場合の混載禁止は、指定数量の1/10以下の危険物については、適用されない。
5. 危険物や運搬容器に著しい摩擦や動揺がおきないよう運搬すること。
回答欄
1
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3
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5
問題 15
危険物の貯蔵・取扱い基準として、誤っているものはどれか。
選択肢
1. 製造所等においては、許可若しくは届出に係る品名以外の危険物又は許可若しくは届出に係る数量若しくは指定数量の倍数を超える危険物を貯蔵し、又は取り扱ってはならない。
2. 常に整理及び清掃を行うとともに、みだりに空箱等その他の不必要な物件を置かない。
3. 貯留設備又は油分離装置にたまった危険物は、随時汲み上げること。
4. 危険物のくず、かす等は、1週間に1回以上危険物の性質に応じ安全な場所及び方法で処理すること。
5. 危険物を保護液中に貯蔵する場合は、危険物を露出させないこと。
回答欄
1
2
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4
5
物理学・化学
問題 16
燃焼に関する説明として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 金属がさびる反応は酸化反応なので燃焼現象である。
2. 燃焼の反応が開始したのち、継続するかどうかは、反応熱の大きさなどによる。
3. くん焼または無炎燃焼は、炎を伴わない燃焼現象である。
4. 燃焼が始まるためには、可燃物、酸素供給源、点火源の3つが原則として存在することが必要である。
5. 酸素供給源として、一般的に空気中の酸素が使われるが、分子内に含まれる酸素が使われることもある。
回答欄
1
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3
4
5
問題 17
物質の酸化反応を熱化学方程式で表したとき、燃焼反応に該当しないものは、次のうちどれか。
選択肢
回答欄
1
2
3
4
5
問題 18
引火点について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 可燃性液体が、爆発(燃焼)下限界の蒸気を発生するときの液体の温度を引火点という。
2. 液体の温度が引火点より低い場合は、燃焼に必要な濃度の蒸気は発生しない。
3. 引火点は、物質によって異なる値を示す。
4. 可燃性液体の温度がその引火点より高いときは、火源により引火する危険がある。
5. 液温が引火点に達すると、液体表面からの蒸気に加えて、液体内部からも気化しはじめる。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 19
消火剤と消火効果について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 水消火剤は比熱と蒸発熱が大きいので冷却効果があり、棒状あるいは霧状に噴射して使用されるが、石油類の火災には適応しない。
2. 粉末消火剤は炭酸水素ナトリウムやリン酸二水素アンモニウム等を主成分とした無機化合物を粉末状にしたもので、窒息効果と燃焼を化学的に抑制する効果があり、石油類の火災に適応する。
3. 泡消火剤は泡で燃焼物を覆うので、窒息効果と冷却効果があり、石油類の火災に適応する。
4. 二酸化炭素消火剤は不燃性の気体で窒息効果があり、石油類の火災に適応する。
5. 強化液消火剤はアルカリ金属の水溶液で、棒状で放射する場合は冷却効果と燃焼を化学的に抑制する効果があり、石油類の火災に適応する。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 20
燃焼に関する記述について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 可燃性液体の液面に着火源を近づけたとき、燃焼するのに十分な濃度の蒸気を発生する最低の液温を引火点という。
2. 可燃性液体がいったん燃え出したとき、継続的な燃焼をおこす最低の液温を燃焼点という。
3. 物質1gの温度を1K(℃)だけ高めるのに必要な熱量を燃焼熱という。
4. 可燃性蒸気は、空気とある濃度範囲で混合している場合のみ燃焼する。この濃度範囲を燃焼範囲という。
5. 可燃性液体を空気中で加熱したとき、他から点火されなくても燃え出す最低の液温を発火点という。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 21
静電気に関する次のA〜Dの説明のうち、正しいもののみをすべて掲げているものはどれか。
A.帯電体を近づけたとき、導体におこる電荷分布の偏りが生じる現象を誘電分極といい、導体を誘電体ともいう。
B.2つの点電荷の間にはたらく静電気力の大きさは、それぞれの電気量の和に比例し、粒子間の距離に反比例する。
C.導体の帯電防止のため、不導体と大地間を導線などを用いて電気的に接続することを接地(アース)という。
D.異なる2つの物質をこすりあわせると、一方の物質から他方へと一部の電子が移動し、電子を失った方が正に、電子が過剰となった方が負に帯電する。
選択肢
1. A
2. A B
3. C D
4. B C D
5. A B C D
回答欄
1
2
3
4
5
問題 22
次の物質のうち、互いに構造異性体の組合せはどれか。
選択肢
回答欄
1
2
3
4
5
問題 23
混合物を分離する操作について誤りはどれか。
選択肢
1. 濾過
2. 希釈
3. 蒸留
4. 遠心分離
5. 抽出
回答欄
1
2
3
4
5
問題 24
一酸化炭素の性状について、次のA〜Eのうち、誤っているもののみの組合せはどれか。
A.炭素が不完全燃焼したとき生成する。
B.空気中で赤色の炎をあげて燃焼する。
C.水に溶けにくい。
D.有毒である。
E.無色の気体で、特異臭がある。
選択肢
1.A C
2.A D
3.B D
4.B E
5.C E
回答欄
1
2
3
4
5
問題 25
鋼管の腐食の原因として、考えにくいものは次のうちどれか。
選択肢
1. 地下水位が高かったため、常時、配管の上部は乾燥、下部は湿った状態にあったため。
2. ステンレス鋼管とつなぎ合わせたため。
3. 埋設した土壌に海砂を使用したため。
4. コンクリート中に埋設したため。
5. 接地(アース)用の銅の棒を地中に差し込んだ際に、埋設配管と銅の棒が接触したため。
回答欄
1
2
3
4
5
性質
問題 26
次の文に該当する危険物の類別はどれか。
「この類の危険物は、酸化性の液体で、自らは不燃性だが、有機物と混ぜるとこれを酸化させ、場合によっては着火させることがある。また、多くは腐食性があり蒸気は有毒である。」
選択肢
1. 第1類の危険物
2. 第2類の危険物
3. 第3類の危険物
4. 第5類の危険物
5. 第6類の危険物
回答欄
1
2
3
4
5
問題 27
次の事故事例を教訓とした今後の対策として、誤っているものはどれか。
「給油取扱所の固定給油設備から軽油が漏れて地下に浸透したため、地下専用タンクの外面保護材の一部が溶解した。また、周囲の地下水も汚染されて油臭くなった」
選択肢
1. 給油中は吐出状況を監視し、ノズルから空気(気泡)を吹き出していないかどうか注意すること。
2. 固定給油設備は定期的に全面カバーを取り外し、ポンプ及び配管に漏れがないか点検すること。
3. 固定給油設備のポンプ周囲及び下部ピット内は点検を容易にするため、常に清掃しておくこと。
4. 固定給油設備のポンプ及び配管等の一部に著しく油ごみ等が付着する場合は、その付近に漏れの疑いがあるので、重点的に点検すること。
5. 固定給油設備の下部ピットは、漏油しても地下に浸透しないように、内側をアスファルトで被覆しておくこと。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 28
移動タンク貯蔵所から給油取扱所の地下専用タンクに危険物を注入していたら突然発火した。発火の原因として、次のうち適切でないものはどれか。
選択肢
1. 移動タンク貯蔵所に設置してある接地導線を、給油取扱所の専用タンクに設置してある接地端子に取付ける。
2. 注入するときは、必ず注入するタンクの残油量を確認してから行う。
3. 注入する危険物の、配管やホースの中の流速速度を小さくする。
4. 作業時の服装は、電気導電性のよい衣類や靴を着用していたので、静電気が発生しやすかった。
5. 地盤面への散水を行い、人体等に帯電した静電気が漏えいしやすい環境をつくる。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 29
次のうち、貯蔵の際、水を張って蒸気の発生を抑制する物質はどれか。
選択肢
1. アセトアルデヒド
2. 酸化プロピレン
3. 二硫化炭素
4. 酢酸エチル
5. キシレン
回答欄
1
2
3
4
5
問題 30
第4類の危険物の火災予防の方法について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 火気、加熱をさけて貯蔵し取り扱うこと。
2. 酸化性の物質とは同一の室に貯蔵しないこと。
3. 可燃性蒸気の発生により内圧が上昇してしまうため、容器にはガス抜き口を設けること。
4. 静電気が発生するおそれがある場合は、接地して静電気を除去すること。
5. 発生した蒸気の濃度が、燃焼範囲の下限界より十分低くなるよう換気すること。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 31
ガソリンの性状等について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 過酸化水素や硝酸と混合すると、発火の危険性が低くなる。
2. 皮膚に触れると皮膚炎を起こすことがある。
3. 主成分は炭化水素である。
4. 不純物として、微量の有機硫黄化合物などが含まれることがある。
5. 自動車ガソリンはオレンジ系色に着色されている。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 32
クロロベンゼンについて、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 蒸気比重は1より大きい。
2. 有機溶剤や、水によく溶ける。
3. 無色透明の液体である。
4. 特異な臭いがある。
5. 比重は1より大きい。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 33
アクリル酸について、次のうち正しいものはどれか
選択肢
1. 赤褐色の液体である。
2. 比重は1より小さい。
3. 重合反応をおこしやすい。
4. 引火点は40℃以下である。
5. 水に溶けない。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 34
引火点が低いものから高いものの順に並んでいるものはどれか。
選択肢
1. 自動車ガソリン < シリンダー油 < 重油
2. 自動車ガソリン < 軽油 < シリンダー油
3. ベンゼン < 自動車ガソリン < 重油
4. ベンゼン < シリンダー油 < 重油
5. ベンゼン < シリンダー油 < 軽油
回答欄
1
2
3
4
5
問題 35
ベンゼンについて、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 無色透明の揮発性液体である。
2. 水にはほとんど溶けない。
3. 特有の芳香を有している。
4. 比重は1より大きい。
5. アルコール、エーテルに溶ける。
回答欄
1
2
3
4
5
お疲れ様でした。
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