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お問い合せ
No.136 乙種第4類危険物取扱者 模擬試験
法令
問題 1
法令上、危険物に関する説明として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 危険物とは、法別表第1の品名欄に掲げる物品で、同表に定める区分に応じ同表の性質欄に掲げる性状を有するものをいう。
2. 液化石油ガスは、危険物に該当する。
3. 危険物に該当するかどうか判断するための試験の1つとして、火炎による着火の危険性を判断するための試験がある。
4. 危険物は、酸化性固体、可燃性固体、自然発火性物質及び禁水性物質、引火性液体、自己反応性物質、酸化性液体に分類される。
5. 指定数量とは、危険物についてその危険性を勘案して政令で定める数量である。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 2
法令上、予防規程に定めなければならない事項に該当しないものは次のうちどれか。
選択肢
1. 危険物の保安に関する業務を管理する者の職務及び組織に関すること。
2. 危険物の保安に係る作業に従事する者に対する保安教育に関すること。
3. 危険物の保安のための巡視、点検及び検査に関すること。
4. 地震が発生した場合における施設及び設備に対する点検、応急措置に関すること。
5. 製造所等において発生した火災及び消火のために受けた損害調査に関すること。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 3
法令上、ある製造所において、第4類第2石油類を2,000L製造した場合、指定数量の倍数として、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
1. その危険物が非水溶性であれば10倍である。
2. その危険物が水溶性であれば5倍である。
3. その危険物が非水溶性であれば2倍である。
4. その危険物が水溶性であれば2倍である。
5. その危険物が非水溶性であれば1倍である。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 4
法令上、学校、病院等の建築物等から一定の距離(保安距離)を保たなければならないが、次の製造所等のうち、保安距離を確保しなくてもよい施設はどれか。
選択肢
1. 一般取扱所
2. 製造所
3. 屋外タンク貯蔵所
4. 屋内タンク貯蔵所
5. 屋外貯蔵所
回答欄
1
2
3
4
5
問題 5
法令上、製造所等に設置しなければならない消火設備は、第1種から第5種まで区分されているが、次のうち第3種に該当するものはどれか。
選択肢
1. 乾燥砂
2. 泡消火設備
3. 屋内消火栓設備
4. スプリンクラー設備
5. 泡を放射する大型の消火器
回答欄
1
2
3
4
5
問題 6
法令上、地下タンク貯蔵所の構造及び設備について、次のうち正しいものはどれか。ただし、二重殻タンク及び危険物の漏れを防止することができる構造のタンクを除く。
選択肢
1. 地下貯蔵タンクは、その頂部が0.3m以上地盤面から下にあるように造らなければならない。
2. 地下貯蔵タンクを強化プラスチックで造ってはならない。
3. 地下貯蔵タンクを2以上隣接して設置する場合は、その相互間に0.3m以上の間隔を保たなければならない。
4. 地下貯蔵タンクの容量は20,000L以下としなければならない。
5. 液体の危険物の地下貯蔵タンクには、危険物の量を自動的に表示する装置を設けなければならない。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 7
製造所、貯蔵所又は取扱所の位置、構造又は設備を変更しないで、危険物の品名、数量又は指定数量の倍数を変更しようとする場合の手続きとして、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
1. 変更しようとする日の7日前までに、その旨を市町村長等に届け出なければならない。
2. 変更しようとする日の10日前までに、その旨を市町村長等に届け出なければならない。
3. 変更しようとする日の7日前までに、その旨を所轄の消防長又は消防署長に届け出なければならない。
4. 変更後10日以内に、市町村長等の承認を受けなければならない。
5. 変更後10日以内に、消防長又は消防署長の承認を受けなければならない。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 8
法令上、市町村長等から出される許可の取り消しに、該当しないものは次のうちどれか。
選択肢
1. 危険物保安監督者を定めなければならない製造所等で、それを定めていないとき。
2. 製造所等の施設の一部を無許可で変更したとき。
3. 設備の完成検査を受けないで屋内貯蔵所を使用したとき。
4. 地下タンク貯蔵所の定期点検を怠ったとき。
5. 製造所等に対する、修理、改造又は移転命令に従わなかったとき。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 9
法令上、製造所等の定期点検について、次のうち正しいものはどれか。ただし、規則で定める漏れの点検及び固定式の泡消火設備に関する点検を除く。
選択肢
1. 定期点検を行うことができるのは、危険物取扱者のみである。
2. 定期点検は、危険物の貯蔵及び取扱いの技術上の基準に適合しているかどうかについて実施する。
3. 特定の製造所等の所有者等は、定期に点検し、その点検記録を作成し、一定の期間保存しなければならない。
4. 製造所、屋内貯蔵所、屋外タンク貯蔵所、屋外貯蔵所、一般取扱所は、指定数量の倍数にかかわらず、点検を行わなければならない。
5. 移動タンク貯蔵所は、点検を実施しなくてもよい。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 10
法令上、危険物保安監督者を定めなければならない製造所等は次のうちどれか。
選択肢
1. 引火点が40℃以上の第4類の危険物のみを取り扱う第2種販売取扱所
2. 移動タンク貯蔵所
3. 引火点が40℃以上の第4類の危険物のみを貯蔵し、又は取り扱う屋内タンク貯蔵所
4. 屋外タンク貯蔵所
5. 指定数量の倍数が30以下の第4類の危険物のみを貯蔵し、又は取り扱う屋内貯蔵所
回答欄
1
2
3
4
5
問題 11
法令上、免状の書換え又は再交付の手続きについて、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
1. 免状の再交付は、いずれの都道府県知事へも申請することができる。
2. 免状の書換えは、交付を受けた都道府県知事又は居住地若しくは勤務地を管轄する都道府県知事へ申請しなければならない。
3. 亡失により免状の再交付を受けたが、亡失した免状を発見した場合は、再交付された免状を速やかに処分しなければならない。
4. 居住地が変わった場合は、本籍地が変わっていなくても免状の書換えを申請しなければならない。
5. 氏名が変わった場合は、免状の再交付をしなければならない。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 12
法令上、危険物の保安に関する講習(以下「保安講習」という。)について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 危険物保安統括管理者に定められた危険物取扱者の資格を有しない者も、保安講習を受講しなければならない。
2. 危険物取扱者であっても、現に危険物の取扱作業に従事していない者は、保安講習の受講義務はない。
3. すべての危険物保安監督者は、保安講習を必ず受講しなければならない。
4. 免状を取得した都道府県に限らず、保安講習は全国どこでも受講できる。
5. 受講義務のある危険物取扱者が保安講習を受講していない場合、免状の返納命令を受けることがある。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 13
法令上、移動タンク貯蔵所における移送の基準について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 移動タンク貯蔵所には、完成検査済証及び定期点検の点検記録等を備え付けておかなければならない。
2. 危険物を移送する際は、当該危険物を取り扱うことのできる危険物取扱者が乗車していなければならない。
3. 静電気による災害の発生するおそれのある危険物を移動貯蔵タンクに注入するときは、注入管の先端を底部に着けるとともに接地して出し入れを行うこと。
4. 消防吏員は、危険物の移送に伴う火災の防止のため必要と認める場合には、走行する移動タンク貯蔵所を停止させ、乗車する危険物取扱者に対し免状の提示を求めることができる。
5. 移動タンク貯蔵所に乗車する危険物取扱者は、危険物取扱者免状又は免状の写しを携帯しなければならない。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 14
法令上、危険物の運搬について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 異なる類の危険物との混載は一切禁止されている。
2. 運搬容器は収納口を上に向けて積載しなければならない。
3. 運搬する危険物が指定数量以上のときは、危険物運搬車両に標識と消火設備を設置しなければならない。
4. 運搬容器および包装の外部に危険物の品名、数量等を表示して積載しなければならない。
5. 特殊引火物を運搬する場合は、直射日光をさけるため、遮光性の被覆で覆わなければならない。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 15
法令上、製造所等においてする危険物の貯蔵及び取扱いのすべてに共通する技術上の基準として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 危険物の残存している設備、機械器具、容器等を修理する際は、安全な場所において危険物を完全に除去した後に行う。
2. みだりに火気を使用したり、係員以外の者を出入りさせない。
3. 危険物のくず、かす等は1日に1回以上危険物の性質に応じ安全な場所及び方法で処理する。
4. 製造所等の中は見学者が自由に出入りできるようにしなければならない。
5. 危険物を貯蔵し、又は取り扱っている建築物等においては、当該危険物の性質に応じ、遮光又は換気を行う。
回答欄
1
2
3
4
5
物理学・化学
問題 16
次のうち燃焼の三要素がそろっている組合せで、正しいものはどれか。
選択肢
1. ナトリウム、 水素、 炎
2. 過酸化水素、 酸素、 反応熱
3. アマニ油、 酸素、 酸化熱
4. 硝酸銀、 空気、 紫外線
5. ガソリン、 窒素、 電気火花
回答欄
1
2
3
4
5
問題 17
プロパンの完全燃焼を表した化学反応式において、次のA〜Cの係数の和として正しいものは次のうちどれか。
選択肢
1. 7
2. 9
3. 10
4. 11
5. 12
回答欄
1
2
3
4
5
問題 18
次のうち、分解したときの熱で自然発火するものはどれか。
選択肢
1. ニトロセルロース
2. 硫黄
3. クレオソート油
4. 活性炭
5. アマニユ油
回答欄
1
2
3
4
5
問題 19
消火剤の一般的な説明で、次の文の【 】内A〜Eに当てはまる語句の組合せとして正しいものはどれか。
「強化液消火剤は、不凍性が【 A 】ので、寒冷地での使用に適している。 たん白泡消火剤は、発泡すると熱に【 B 】、泡が液面上について離れないため、再燃防止効果が【 C 】。 水消火剤は、比熱が他の液体に比べて極端に【 D 】ことから、冷却効果が極めて高い。 二酸化炭素消火剤は、電気絶縁性が【 E 】ので、電気機器の火災に適応する。」
選択肢
回答欄
1
2
3
4
5
問題 20
次に示す性質を有する物質に関する説明として、正しいものはどれか。
沸点 ……………… 111℃
燃焼範囲 ………… 1.2〜7.1vol%
液比重 …………… 0.87
蒸気比重 ………… 3.14
引火点 …………… 4.4℃
発火点 …………… 480℃
選択肢
1. この液体2kgの容量は1.74Lである。
2. 空気中で、炎を近づけると引火するのに十分な濃度の蒸気を液面上に発生する最低の液温は4.4℃である。
3. 蒸気の重さは、水蒸気の3.14倍である。
4. 111℃になるまで、飽和蒸気圧を示さない。
5. 炎を近づけても、480℃になるまでは燃焼しない。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 21
静電気に関する記述として、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
1. 物体が電気を帯びることを帯電といい、帯電した物体に流れている電気を静電気という。
2. 種類の違う物質は、こすり合わせると電子の一部が一方から他方へうつり、それぞれ正負の電荷が帯電する。
3. 電子が不足した物体は負に帯電する。
4. 物体間で電荷のやりとりがあっても、電気量の総和は減少する。
5. 電荷には正電荷と負電荷があり、同種の電荷の間には引力がはたらく。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 22
酸化反応について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 硫黄が空気中で燃える。
2. 鉄が空気中でさびる。
3. 黄リンを一定条件で加熱すると赤リンになる。
4. 一酸化炭素が酸素と化合して二酸化炭素になる。
5. 炭素と酸素が化合して一酸化炭素になる。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 23
選択肢
1. 3.01
2. 6.02
3. 12.04
4. 24.08
5. 216.72
回答欄
1
2
3
4
5
問題 24
次の文の( )内のA〜Cに当てはまる語句の組合せはどれか。
「金属が水溶液中で【 A 】になろうとする性質をイオン化傾向という。流電陽極法はこの性質を利用した金属の腐食防止方法の1つで、イオン化傾向の【 B 】金属を先に溶解させることで腐食を防止する。例えば鉄の場合、主に【 C 】の合金が用いられる。」
選択肢
回答欄
1
2
3
4
5
問題 25
次の文の【 】内のAとBに当てはまる語句として、正しいものはどれか。
「黄リンや硫黄は1種類の元素からなっているので、【 A 】である。 【 B 】は2種類以上の物質が混じった状態で存在しているので、混合物である。」
選択肢
回答欄
1
2
3
4
5
性質
問題 26
危険物の類ごとに共通する性状について、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
1. 第1類の危険物は、酸化性の液体である。
2. 第2類の危険物は、可燃性の液体である。
3. 第3類の危険物は、20℃で自然発火する。
4. 第5類の危険物は、比重が1より大きい。
5. 第6類の危険物は、分子中に酸素を含有している。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 27
静電気による引火のおそれがある危険物を取り扱う場合の火災予防対策として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 金属製の容器に入れ貯蔵する。
2. 取り扱う危険物の流速を小さくする。
3. 危険物を取り扱う機器を接地する。
4. 床に水を散布し湿度を上げる。
5. 作業者は、絶縁性の手袋や靴を着用する。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 28
第4類の危険物の性状について、次のA〜Eのうち誤っているもののみをすべて掲げている組合せはどれか。
A.比重は1より大きいものが多い。
B.流動性が高いため、火災になると拡大する危険性が大きい。
C.蒸気比重は1よりも小さい。
D.沸点の高い物質ほど引火の危険性が大きい。
E.蒸気は滞留しやすく、また遠方へ流動することもある。
選択肢
1. A
2. B D
3. B E
4. C E
5. A C D
回答欄
1
2
3
4
5
問題 29
エチルメチルケトンの貯蔵のしかたについて、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 火気を近づけない。
2. 貯蔵容器は、通気口のあるものにする。
3. 冷暗所に貯蔵する。
4. 換気をよくする。
5. 日光の直射を避ける。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 30
第4類の危険物には、非水溶性液体用の泡消火剤が適切でないものがあるが、次のA〜Eの危険物のうち、該当するもののみの組合せはどれか。
A.アセトン
B.エチルメチルケトン
C.ガソリン
D.ベンゼン
E.トルエン
選択肢
1. AとB
2. AとC
3. BとD
4. CとE
5. DとE
回答欄
1
2
3
4
5
問題 31
自動車ガソリンの性状について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 揮発しやすい液体で特有の臭気がある。
2. 蒸気は空気の3〜4倍重い。
3. 引火点は20℃より高い。
4. 水より軽く、水に溶けない。
5. 燃焼範囲は、おおむね1〜8vol%である。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 32
キシレンの性状として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 無色の液体である。
2. 特有の臭気がある。
3. 3つの異性体が存在する。
4. 二硫化炭素によく溶ける。
5. 蒸気比重は1より小さい。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 33
軽油について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 引火点は30℃〜40℃の範囲内である。
2. 石油臭がある。
3. 1類と6類の危険物に混触すると、発火の危険がある。
4. 水より軽い。
5. 水に溶けない。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 34
引火点が低いものから高いものの順になっているものは、次のうちどれか。
選択肢
1. 酢酸 → ベンゼン → 重油
2. 自動車ガソリン → メタノール → 灯油
3. 灯油 → ジエチルエーテル → アセトン
4. 二硫化炭素 → ギヤー油 → ベンゼン
5. 軽油 → 酢酸メチル → トルエン
回答欄
1
2
3
4
5
問題 35
エタノールの性状として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. ナトリウムと反応して酸素を発生する。
2. 沸点は100℃より低い。
3. 無色、透明である。
4. 水や有機溶剤によく溶ける。
5. 蒸気は空気より重い。
回答欄
1
2
3
4
5
お疲れ様でした。
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