TOP
会社概要
お問い合せ
No.148 乙種第4類危険物取扱者 模擬試験
法令
問題 1
法別表第1備考に掲げる品名の説明として、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
1. 第1石油類とは、ジエチルエーテル、ガソリンその他1気圧において、引火点が−20℃以下で沸点が40℃以下のものをいう。
2. 第2石油類とは、アセトン、軽油その他1気圧において引火点が21℃未満のものをいう。
3. 第3石油類とは、重油、シリンダー油その他1気圧において引火点が21℃以上70℃未満のものをいう。
4. 第4石油類とは、アニリン、ギヤー油その他1気圧において、引火点が70℃以上200℃未満のものをいう。
5. 動植物油類とは、動物の脂肉等又は植物の種子若しくは果肉から抽出したものであって、1気圧において引火点が250度未満のものをいう。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 2
法令上、予防規程を定めなくてもよいところは、次のうちどれか。ただし、鉱山保安法の規定による保安規定を定めている製造所等、および火薬類取締法の規定による危害予防規程を定めている製造所等は除く。
選択肢
1. 指定数量の倍数が150以上の製造所
2. 指定数量の倍数が150以上の屋内貯蔵所
3. 指定数量の倍数が150以上の屋外貯蔵所
4. 指定数量の倍数が150以上の屋外タンク貯蔵所
5. 自家用の屋内給油取扱所
回答欄
1
2
3
4
5
問題 3
ある製造所において、第4類の危険物A及びBを同一場所に貯蔵している。指定数量の倍数の合計として、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
1. 2
2. 3
3. 5
4. 6
5. 18
回答欄
1
2
3
4
5
問題 4
法令上、製造所等において危険物を貯蔵し、又は取り扱う建築物等の周囲に保有しなければならない空地について、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
1. 屋内貯蔵所は、保有空地を定めなければならない。
2. 屋内タンク貯蔵所は、保有空地を定めなければならない。
3. 給油取扱所は、保有空地を定めなければならない。
4. 屋外貯蔵所の空地の幅は、貯蔵する危険物の類に応じて定められている。
5. 一般取扱所の空地の幅は、取り扱う危険物の品名に応じて定められている。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 5
法令上、製造所等の面積、危険物の倍数、性状等に関係なく、第5種の消火設備の設置が定められている施設は、次のうちどれか。
選択肢
1. 屋内貯蔵所
2. 屋外貯蔵所
3. 地下タンク貯蔵所
4. 製造所
5. 一般取扱所
回答欄
1
2
3
4
5
問題 6
法令上、製造所等に設置する標識及び掲示板について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 給油取扱所には、「給油中エンジン停止」と表示した掲示板を設けなければならない。
2. 第4類の危険物を貯蔵する地下タンク貯蔵所には、「取扱注意」と表示した掲示板を設けなければならない。
3. 第5類の危険物を貯蔵する屋内貯蔵所には、「火気厳禁」と表示した掲示板を設けなければならない。
4. 灯油を貯蔵する屋内タンク貯蔵所には、危険物の類、品名及び貯蔵最大数量を表示した掲示板を設けなければならない。
5. 移動タンク貯蔵所には、「危」と表示した標識を車両の前後見やすい箇所に掲げなければならない。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 7
法令上、製造所等の位置、構造又は設備を変更する場合の手続きについて、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 製造所等の変更工事を行うためには、政令に定める事項を記載した申請書に図面等を添付し、市町村長等に提出しなければならない。
2. 変更許可を受けなければ、変更工事に着手することができない。
3. 市町村長等の承認を受ければ、変更工事部分以外の部分を使用することができる。
4. すべての製造所等は、完成検査を受ける前に市町村長等が行う完成検査前検査を受けなければならない。
5. 変更工事終了後、製造所等を使用する前に市町村長等が行う完成検査を受けなければならない。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 8
法令上、市町村長等が製造所等の許可の取消し又は使用停止を命ずることができる事由として、該当しないものはどれか。
選択肢
1. 給油取扱所の構造を無許可で変更したとき。
2. 完成検査を受けないで、屋内貯蔵所を使用したとき。
3. 地下タンク貯蔵所の定期点検を規定の期間内に行わなかったとき。
4. 基準違反の製造所等に対し、修理、改造又は移転命令に従わなかったとき。
5. 移動タンク貯蔵所の危険物取扱者が危険物の取扱作業の保安に関する講習を受講していないとき。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 9
法令上、定期点検について、次のうち誤っているものはどれか。ただし、規則で定める漏れの点検及び固定式の泡消火設備に関する点検を除く。
選択肢
1. 定期点検は、製造所等の位置、構造及び設備が技術上の基準に適合しているかどうかについて行う。
2. 政令で定められた製造所等の所有者等は、点検記録を作成し、これを一定期間保存しなければならない。
3. 点検記録には、点検をした製造所等の名称、点検の方法及び結果、点検年月日及び点検を行った危険物取扱者等の氏名を記載しなければならない。
4. 危険物取扱者は、定期点検を行うことができる。
5. 危険物施設保安員は、定期点検を行うことはできない。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 10
法令上、免状の書換えを申請しなければならない事由について、次のA〜Eのうち誤っているもののみの組合せはどれか。
A.保安講習を受けたとき
B.現住所を変えたとき。
C.氏名が変わったとき。
D.本籍が変わったとき。
E.免状の写真が撮影から10年を経過したとき。
選択肢
1. AとB
2. AとE
3. BとC
4. CとD
5. DとE
回答欄
1
2
3
4
5
問題 11
法令上、製造所等において、定期点検及び危険物の取扱作業の立会いについて、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 丙種危険物取扱者は、定期点検の立会いができない。
2. 丙種危険物取扱者は、取扱作業の立会いができない。
3. 甲種危険物取扱者は、定期点検の立会いができる。
4. 乙種危険物取扱者は、自ら取り扱うことができる類又は品名の危険物の取扱作業の立会いができる。
5. 甲種危険物取扱者は、すべての類の危険物の取扱作業の立会いができる。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 12
法令上、製造所等において、火災又は危険物の流出等の災害が発生した場合の応急の措置等について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 引き続く危険物の流出及び拡散の防止
2. 流出した危険物の除去
3. その他災害の発生の防止のための応急措置
4. 周辺住民に対して、消火活動の支援をするよう要請
5. 事態を発見した者は、直ちに、その旨を消防署等に通報しなければならない。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 13
危険物施設保安員の業務について、誤っているものはどれか。
選択肢
1. 施設の維持のための定期点検、臨時点検の実施、記録及び保存をする。
2. 施設の異常を発見した場合の危険物保安監督者への連絡及び適当な措置をする。
3. 火災が発生したとき又は火災発生の危険が著しい場合の応急措置をする。
4. 危険物保安統括管理者と危険物保安監督者が病気等で長期不在のときは、危険物施設保安員が監督指示の代行を行う。
5. 計測装置、制御装置、安全装置等の機能保持のための保安管理をする。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 14
法令上、危険物の運搬容器の外部には、原則として規則で定める表示を行わなければならないが、その表示事項として定められていないものは、次のうちどれか。
選択肢
1. 危険物の品名、危険等級及び化学名
2. 第4類の危険物のうち、水溶性のものにあっては「水溶性」
3. 危険物の数量
4. 収納する危険物に応じた消火方法
5. 収納する危険物に応じた注意事項
回答欄
1
2
3
4
5
問題 15
法令上、危険物の貯蔵の技術上の基準として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 貯蔵所には、原則として危険物以外の物品を貯蔵してはならない。
2. 屋内貯蔵所においては、容器に収納して貯蔵する危険物の温度が60℃を超えないように必要な措置を講じなければならない。
3. 移動貯蔵タンクには、当該タンクに貯蔵し、又は取り扱う危険物の類、品名及び最大数量を表示しなければならない。
4. 屋外貯蔵タンクの周囲に防油堤が設けられている場合、当該防油堤の水抜口を通常閉鎖しておき、内部に滞油し、又は滞水したときは遅滞なく排出しなければならない。
5. 移動タンク貯蔵所には、「完成検査済証」、「定期点検記録」、「危険物貯蔵所譲渡・引渡の届出書」、「危険物の品名、数量又は指定数量の倍数の変更届出書」を備え付けなければならない。
回答欄
1
2
3
4
5
物理学・化学
問題 16
可燃性固体の燃焼の難易として、次の組合せのうち正しいもののみの組合せはどれか。
A.発熱量の大きいものほど継続して燃焼しやすい。
B.比表面積(単位重量あたりの表面積)が小さいほど燃焼しやすい。
C.熱伝導率が小さいほど着火しやすい。
D.物質に含まれる水分が多いほど燃焼しやすい。
選択肢
1. A
2. A C
3. B C
4. C D
5. A B D
回答欄
1
2
3
4
5
問題 17
可燃物と燃焼の形態の組合せとして、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. ガソリン ………………………… 分解燃焼
2. 固形アルコール ………………… 蒸発燃焼
3. 紙 ………………………………… 分解燃焼
4. 硫黄 ……………………………… 蒸発燃焼
5. ニトロセルロース………………… 分解燃焼
回答欄
1
2
3
4
5
問題 18
引火、発火等について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 同一の可燃性物質においては、一般に発火点の方が引火点よりも高い数値を示す。
2. 発火点とは、空気中で可燃物を加熱したとき、火源がなくても自ら発火する最低の温度をいう。
3. 燃焼点とは、可燃性液体が継続して燃焼するのに必要な濃度の蒸気を発生する液温をいう。
4. 引火点とは、可燃性液体が燃焼範囲の上限界の濃度の蒸気を発生する液温をいう。
5. 同一の可燃性物質においては、一般に引火点よりも燃焼点の方が高い数値を示す。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 19
消火剤に関して、次のA〜Eのうち誤っているものの組合せはどれか。
A.たん白泡消火剤は、他の泡消火剤に比べて熱に弱いが、発泡性がよい。
B.粉末消火剤は、粉末の粒子が小さいほど単位質量当たりの表面積を増すことで、燃焼の窒息及び抑制効果を上げている。
C.二酸化炭素消火剤は、主として酸素濃度を下げることにより消火する。
D.強化液消火剤は、0℃で凝固するため、寒冷地では使用できない。
E.ハロゲン化物消火剤は、燃焼の連鎖反応を抑制する効果がある。
選択肢
1. AとB
2. AとD
3. BとC
4. CとE
5. DとE
回答欄
1
2
3
4
5
問題 20
物質の危険度は、その物質の物理的・化学的性質により物性の数値の大小により判断できる。次のうち大きい値ほど危険性の高いものはどれか。
選択肢
1. 最小着火エネルギー
2. 燃焼範囲の下限値
3. 電気伝導度
4. 引火点
5. 火炎伝播速度
回答欄
1
2
3
4
5
問題 21
選択肢
1. AとB
2. AとD
3. BとC
4. BとD
5. CとD
回答欄
1
2
3
4
5
問題 22
酸素の性状等について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 無色、無臭の気体である。
2. 大気中、体積で21%含まれている。
3. 実験室では、触媒を使用して過酸化水素を分解してつくられる。
4. 高温では、一部の貴金属、希ガス元素を除き、ほとんどすべての元素と反応する。
5. 酸素の同素体として、オゾンがあるが、両者の性状はほぼ同一である。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 23
選択肢
1. 28g
2. 33.6g
3. 42g
4. 50.4g
5. 61.6g
回答欄
1
2
3
4
5
問題 24
選択肢
1. AとB
2. AとC
3. BとC
4. BとD
5. CとD
回答欄
1
2
3
4
5
問題 25
選択肢
1. 53.46 kJ
2. 141.76 kJ
3. 176.92 kJ
4. 395.22 kJ
5. 508.68 kJ
回答欄
1
2
3
4
5
性質
問題 26
危険物の類ごとに共通する性状について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 第1類の危険物は、加熱により分解して酸素を放出するが、摩擦や衝撃に対して安定である。
2. 第2類の危険物は、可燃性の固体で、酸化剤と混触すると発火・爆発のおそれがある。
3. 第3類の危険物は、水と接触すると発火し、若しくは可燃性ガスを発生する。
4. 第5類の危険物は、多量の酸素を含んでおり、他からの酸素の供給がなくても燃焼する。
5. 第6類の危険物は、酸化性の液体で、有機物との混触により、発火・爆発のおそれがある。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 27
一般の泡消火剤を使用すると泡が消えるので、消火の際、水溶性物品用の特別な泡を使用しなければならない危険物は、次のうちどれか。
選択肢
1. ガソリン
2. キシレン
3. 灯油
4. エタノール
5. 軽油
回答欄
1
2
3
4
5
問題 28
移動貯蔵タンクから地下タンクへ危険物を注入する際、流出事故をたびたび発生させた。このような事故を防止するための留意事項として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 注入するときは、必ず注入するタンクの残油量を確認してから行うこと。
2. 地下タンクへ注入するときは、移動タンクを大地と完全に接地すること。
3. 地下タンクの計量口は、開放しておくこと。
4. 移動タンクの給油ホースと注入口の緊結状態を確認すること。
5. 地下タンクに接続している計量機の使用は中止し、地下タンクの注入口の廻りには、車を近づけないこと。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 29
第4類の危険物の一般的性状について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 20℃で液体だが、10℃のとき固体のものが存在する。
2. 水に溶けないものが多い。
3. 燃焼範囲の下限界が小さいほど引火の危険が大きい。
4. 電気の不良導体であり、静電気が蓄積されやすい。
5. すべて蒸気比重は1より小さく、可燃性蒸気は拡散しやすい。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 30
自動車ガソリンとメタノールの比較で、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 自動車ガソリンの方がメタノールより絶縁抵抗率が高く、静電気が発生しやすいので、配管内の流速はメタノールより遅くする。
2. 自動車ガソリンは非水溶性だが、メタノールは水溶性なので消火の際は水溶性液体用泡消火剤を使用する。
3. 自動車ガソリンのほうがメタノールより燃焼範囲が広いので、引火危険が大きいので注意しなければならない。
4. 自動車ガソリンの方がメタノールより蒸気の比重が大きいので、メタノールより下に蒸気が滞留する。
5. メタノールの炎の色はガソリンなどの石油に比べて見えにくいので、消火の際は注意が必要である。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 31
ガソリンについて、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
1. 燃焼範囲は、3〜44vol%と非常に広い。
2. 無機化合物である。
3. 電気を通しやすい。
4. 引火点以下では、蒸気は発生しない。
5. 種々の炭化水素の混合物である。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 32
重油の性状等について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 水に溶けない。
2. 比重は1より大きい。
3. 日本産業規格(JIS)では、1種(A重油)、2種(B重油)及3種(C重油)に分類されている。
4. 発火点は100℃より高い。
5. 1種及び2種重油の引火点は60℃以上である。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 33
アクリル酸の性状として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 酢酸のような刺激臭のある無色の液体である。
2. 水やエーテルに溶ける。
3. 蒸気を吸入すると、粘膜がおかされ、気管支炎は肺炎を起こし、皮膚に触れると炎症を起こす。
4. 重合しやすいため、市販されているものは重合禁止剤が含まれている。
5. 重合しやすいが、重合熱が極めて小さいため、爆発や発火のおそれがない。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 34
ベンゼン、トルエン、キシレンについて、次のうち誤っているものはどれか。以下、ベンゼンをB、トルエンをT、キシレンをXと省略する。
選択肢
1. B、T、及びXは、ベンゼン環を有する無色透明の液体である。
2. B、T、Xは特有の臭気(芳香臭)がある。
3. 蒸気比重はB、T、Xの順に大きい。
4. 引火点はB、T、Xの順に高い。
5. B、Tは毒性が強く、その蒸気を吸入すると急性または慢性の中毒症状を引き起こす。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 35
メタノールとエタノールに共通する性状として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 沸点は100℃である。
2. 水とどんな割合でも溶け合う。
3. 比重は1より小さい。
4. 蒸気比重は1より大きい。
5. 引火点は灯油よりも低い。
回答欄
1
2
3
4
5
お疲れ様でした。
「採点」ボタンを押して試験結果を確認してください。