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お問い合せ
【No.167】乙種第4類危険物取扱者 模擬試験
法令
問題 1
アルコール類については法別表第1備考において、「組成等を勘案して規則で定めるものを除く」とされている。次の【 】内に当てはまる規則に定められている数値はどれか。
「アルコール類から除かれるものは、1分子を構成する炭素の原子の数が1個から3個までの飽和1価アルコールの含有量が【 】未満の水溶液である。」
選択肢
1. 50%
2. 60%
3. 70%
4. 80%
5. 90%
回答欄
1
2
3
4
5
問題 2
法令上、指定数量未満の危険物を、製造所以外の場所で貯蔵し、又は取り扱う場合、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
1. 貯蔵及び取扱いの技術上の基準は、政令において定めることとされている。
2. 貯蔵及び取扱いの技術上の基準は、市町村条例において定めることとされている。
3. 貯蔵及び取扱いの技術上の基準は、定める必要はない。
4. 貯蔵し、又は取り扱う場所の位置、構造及び設備の技術上の基準は、政令において定めることとされている。
5. 貯蔵し、又は取り扱う場所の位置、構造及び設備の技術上の基準は、規則において定めることとされている。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 3
法令上、次の危険物を同一場所に貯蔵する場合、指定数量以上となる組合せはどれか。
選択肢
1. ガソリン 100L、灯油 400L
2. 灯油 400L、軽油 500L
3. 軽油 400L、重油 1,000L
4. メタノール 200L、ガソリン 100L
5. エタノール 200L、灯油 400L
回答欄
1
2
3
4
5
問題 4
法令上、製造所等において危険物を貯蔵し、又は取り扱う建築物等の周囲に保有しなければならない空地の幅として、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
1. 屋外貯蔵所の空地の幅は、取り扱う危険物の指定数量の倍数に応じて定められている。
2. 屋内貯蔵所の空地の幅は、床面積に応じて定められている。
3. 屋外タンク貯蔵所の空地の幅は、屋外貯蔵タンクの容量に応じて定められている。
4. 製造所の空地の幅は、取り扱う危険物の類に応じて定められている。
5. 一般取扱所の空地の幅は、取り扱う危険物の品名に応じて定められている。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 5
法令上、製造所等に設置しなければならない消火設備は、第1種から第5種まで区分されているが、次のうち第3種に該当するものはどれか。
選択肢
1. 乾燥砂
2. 泡消火設備
3. 屋内消火栓設備
4. スプリンクラー設備
5. 泡を放射する大型の消火器
回答欄
1
2
3
4
5
問題 6
法令上、第4類の危険物を取り扱う製造所の位置、構造又は設備の技術上の基準について、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
1. 建築物は地階を有してもよい。
2. 建築物の延焼のおそれのない外壁に設ける窓及び出入口は、ガラスを用いる場合は、網入りガラスを用いなくてもよい。
3. 危険物を取り扱う建築物は、屋根を耐火構造で造ること。
4. 指定数量の倍数が5以上の製造所には、日本産業規格に基づき避雷設備を設けなければならない。
5. 電動機及び危険物を取り扱う設備のポンプ、弁、接手等は、火災の予防上支障のない位置に取り付けること。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 7
法令上、製造所等の仮使用に関する次の文について、下線を付した記述A〜Eのうち、誤っているものはどれか。
選択肢
1. A
2. B
3. C
4. D
5. E
回答欄
1
2
3
4
5
問題 8
法令上、市町村長等による、製造所等の許可の取り消し又は使用停止命令の事由に該当しないものは、次のうちどれか。
選択肢
1. 許可を受けずに、製造所等のすべての配管を交換した。
2. 危険物保安監督者を変更したが、市町村長等に届け出なかった。
3. 製造所等の構造の一部分を修理するよう命令を受けたが、そのまま使用を継続した。
4. 定期点検の実施時期を過ぎたが、1年後の実施の計画を策定し、使用を継続した。
5. 完成検査を受ける前に、使用を開始した。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 9
法令上、定期点検の実施者として、次のうち適切でないものはどれか。 ただし、規則で定める漏れの点検及び固定式の泡消火設備に関する点検を除く。
選択肢
1. 免状の交付を受けていない危険物施設保安員
2. 免状の交付を受けていない危険物保安統括管理者
3. 甲種危険物取扱者の立会いを受けた、免状の交付を受けていない者
4. 当該危険物を取り扱うことができる乙種危険物取扱者の立会いを受けた、免状の交付を受けていない者
5. 当該危険物を取り扱うことができる丙種危険物取扱者の立会いを受けた、免状の交付を受けていない者
回答欄
1
2
3
4
5
問題 10
法令上、危険物取扱者について、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
1. 給油取扱所において、乙種危険物取扱者が急用で不在となったため、丙種危険物取扱者が立会い、免状を有していない従業員が給油を行った。
2. 重油を貯蔵する屋外タンク貯蔵所で、危険物保安監督者が退職したため、丙種危険物取扱者を危険物保安監督者に選任した。
3. 丙種危険物取扱者のみが移動タンク貯蔵所に乗車し、エタノールの移送を行った。
4. 屋内貯蔵所において貯蔵する危険物をガソリンからアセトンに変更したが、法別表第1の品名が同じであるため、従前のまま丙種危険物取扱者が危険物を取り扱った。
5. 一般取扱所で、丙種危険物取扱者が灯油を容器に詰め替えた。
回答欄
1
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3
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5
問題 11
法令上、危険物取扱者免状の交付を受けている者が、免状を亡失・滅失若しくは、汚損・破損した場合の再交付の申請について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 当該免状を交付した都道府県知事に申請することができる。
2. 当該免状の書換えをした都道府県知事に申請することができる。
3. 勤務地を管轄する都道府県知事に申請することができる。
4. 免状を破損し再交付を受ける場合は、当該免状を添えて申請しなければならない。
5. 免状を亡失して再交付を受けた者は、亡失した免状を発見した場合は、これを10日以内に免状の再交付を受けた都道府県知事に提出しなければならない。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 12
法令上、危険物の取扱作業の保安に関する講習について、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
1. 危険物施設保安員は、免状の交付の有無にかかわらず、この講習を受けなければならない。
2. 現に危険物の取扱作業に従事している者で、法令に違反した者がこの講習を受けなければならない。
3. 危険物の取扱作業に3年以上従事していなかったが、新たに従事することとなった場合は、従事することとなった日から1年以内に受講しなければならない。
4. 危険物保安監督者に選任された者は、選任された後にこの講習を受けなければならない。
5. 危険物保安統括管理者に選任された者は、選任された後この講習を受けなければならない。
回答欄
1
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3
4
5
問題 13
法令上、製造所等において危険物の流出等の事故が発生した場合の措置について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 引き続く危険物の流出を防止しなければならない。
2. 可燃性蒸気の滞留している場所において危険物を除去する場合、火花の発生する機械器具や、発熱する機械器具は、引火に注意して使用する。
3. 災害の拡大を防ぐため、応急の措置を講じなければならない。
4. 発見した者は、直ちにその旨を消防署、市町村長等の指定した場所、警察又は海上警備救難機関に通報しなければならない。
5. 流出した危険物の除去その他災害の発生の防止のための応急の措置を講じなければならない。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 14
法令上、危険物の運搬について次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 運搬する危険物が指定数量以上のときは、危険物取扱者が乗車しなければならない。
2. 運搬する危険物が指定数量以上のときは、適応する消火設備を備えること。
3. 運搬する危険物が指定数量以上のときは、「危」と表示した標識を、車両の前後見やすい箇所に掲げること。
4. 危険物や運搬容器に著しい摩擦や動揺がおきないよう運搬すること。
5. 危険物を積載する場合の運搬容器を積重ねる高さは3m以下とすること。
回答欄
1
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3
4
5
問題 15
法令上、危険物の貯蔵又は取扱いに関する技術上の基準について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 製造所等においては、いかなる場合であっても火気を使用してはならない。
2. 許可若しくは届出に係る品名以外の危険物又はこれらの許可若しくは届出に係る数量若しくは指定数量の倍数を超える危険物を貯蔵し、又は取り扱ってはならない。
3. 危険物のくず、かす等は、1日に1回以上当該危険物の性質に応じて安全な場所で廃棄その他適当な処置をしなければならない。
4. 常に整理及び清掃を行うこと。
5. 危険物を貯蔵し、又は取り扱う場合には、危険物が漏れ、あふれ、又は飛散しないように必要な措置を講ずること。
回答欄
1
2
3
4
5
物理学・化学
問題 16
燃焼に関する一般的な説明として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 燃焼は熱と光の発生を伴う。
2. 燃焼の三要素とは、可燃物、酸素供給源、点火源のことである。
3. 可燃性の固体はすべて、融解しながら蒸発し、気体となって燃焼する。
4. 可燃性の気体は、空気中では空気との混合気体となるか、互いに拡散しながら燃焼する。
5. 可燃物は、燃焼により安定な酸化物に変わる。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 17
メタノールが完全燃焼したときの化学反応式として、【 】内のA 〜Cに当てはまる数字及び化学式の組合せとして正しいものはどれか。
選択肢
回答欄
1
2
3
4
5
問題 18
空気と混合した可燃性気体の燃焼について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 燃焼する濃度の範囲は、温度の変化に影響を受けない。
2. 燃焼範囲の濃度は、一般に体積パーセント(vol%)で表す。
3. 可燃性気体の濃度が燃焼上限界より大きい場合は、燃焼しない。
4. 燃焼範囲が大きく、燃焼下限界が小さいものほど、燃焼(爆発)の危険が大きい。
5. 燃焼する濃度は、可燃性気体の種類により異なる。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 19
消火剤の主な消火効果について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 水消火剤は冷却効果である。
2. 強化液消火剤は冷却効果と、消火後の再燃防止効果がある。
3. 泡消火剤は負触媒効果(抑制効果)である。
4. 粉末消火剤は、負触媒効果(抑制効果)と窒息効果がある。
5. 二酸化炭素消火剤は、窒息効果である。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 20
選択肢
1. 60 g
2. 80 g
3. 100 g
4. 120 g
5. 140 g
回答欄
1
2
3
4
5
問題 21
選択肢
回答欄
1
2
3
4
5
問題 22
酸素について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 酸素は空気中に約21%(容量)含まれている。
2. 通常無味、無臭の気体である。
3. 非常に燃えやすい物質である。
4. 酸素が多く存在すると、可燃物の燃焼が激しくなる。
5. 過酸化水素などの分解によっても得られる。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 23
潮解の説明について、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
1. 物質が空気中の水分を吸収して、固化する現象
2. 物質の中に含まれている水分が放出されて粉状になる現象
3. 固体が空気中の水分を吸収して、その水分に溶ける現象
4. 物質が空気中の水蒸気と反応して性質の異なった2つ以上の物質になる現象
5. 水溶液の水分が蒸発して、溶質が析出する現象
回答欄
1
2
3
4
5
問題 24
次の文の【 】内のAとBに当てはまる語句の組合せとして正しいものはどれか。
「物体と熱源との間に流体が存在するときは、流体は一般に温度が高くなると比重が小さくなるため上方に移動し、これにより熱が伝わる。この現象を熱の【 A 】という。しかし、物体と熱源との間に何もない真空の状態でも熱は伝わる。太陽により地上の物体が温められるのはこの例であり、この現象を熱の【 B 】という。」
選択肢
回答欄
1
2
3
4
5
問題 25
次の化学構造式をもつ、第4類の第2石油類に属する化合物の名称として、正しいものはどれか。
選択肢
1. エタノール
2. 酢酸
3. キシレン
4. ベンゼン
5. アセトン
回答欄
1
2
3
4
5
性質
問題 26
危険物の類ごとの一般的性状について、次のうち妥当なものはどれか。
選択肢
1. 第1類の危険物は、すべて比重が1より大きく水に溶ける物質で、木材、紙などに染み込み、乾燥すると爆発する危険性がある。
2. 第2類の危険物は、すべて比重が1より大きい固体の無機物質である。
3. 第3類の危険物は、すべて酸素を含有しているので、自己燃焼を起こしやすい。
4. 第5類の危険物は、すべて自然発火性と禁水性の両方の危険性を有している。
5. 第6類の危険物は、すべて酸化性の液体で、多くは腐食性があり、皮膚を冒す。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 27
危険物を取り扱う地下埋設配管(鋼管)が腐食して危険物が漏えいする事故が発生している。その腐食の原因として、考えにくいものは次のうちどれか。
選択肢
1. 地下水位が高く、常時、配管の上部が乾燥し、下部が湿っている。
2. 配管埋設の際、工具が落下し被覆がはげたことに気づかず、配管を埋設した。
3. コンクリートの中に配管を埋設した。
4. 電気機器のアースをとるため、銅の棒を地中に打ち込んだ際に、配管と銅の棒が接触した。
5. 埋設した配管の近くに、直流の電気設備を設置したため、迷走電流の影響が大きくなった。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 28
第4類の危険物の貯蔵、取扱いの方法について、次のA〜Dのうち妥当なもののみを掲げている組合せはどれか。
A.引火点の低い物質を屋内で取り扱う場合には、室内の温度を引火点以下に保つこと。
B.屋内の可燃性蒸気の滞留するおそれのある場所は、その蒸気を屋外の地表に近い部分に排出する。
C.引火点の低い物質を屋内で取り扱う場合には、換気を十分にする。
D.可燃性蒸気が滞留しやすい場所に設ける電気設備は、防爆構造とする。
選択肢
1. AとB
2. AとC
3. AとD
4. BとC
5. CとD
回答欄
1
2
3
4
5
問題 29
横転した移動タンク貯蔵所からガソリンが流出し、火災のおそれがある場合の対応として、次のうち適切でないものはどれか。
選択肢
1. 火災が大きくなると除去消火や窒息消火は困難になるので、冷却効果の高い消火剤を準備する。
2. ガソリンは水に溶けず、水面に広がってゆくので、土のう等により排水溝や下水道への流入を防ぐ。
3. ガソリンの引火点は常温(20℃)より低く、可燃性混合気を形成しやすいので、周囲での火気の使用を制限する。
4. ガソリンの蒸気は空気より重いので、周囲のくぼみや排水溝に溜まりやすいことに留意する。
5. 移動貯蔵タンクに残ったガソリンを抜き取る際には、防爆型のポンプを使用する。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 30
第4類危険物の一般的な性状について、次のうち妥当でないものはどれか。
選択肢
1. すべて可燃性で、水に溶けないものが多い。
2. 20℃で、すべて液体である。
3. 液体の比重は1より小さいものが多い。
4. 引火点を有しないものがある。
5. 静電気が発生しやすく、静電気の火花により引火する危険性がある。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 31
自動車ガソリンの性状について、次のうち妥当なものはどれか。
選択肢
1. 無色無臭の揮発性液体である。
2. 0℃で、引火の危険性はない。
3. 蒸気比重は1より小さい。
4. 流動などにより静電気を発生しやすい。
5. 比重は1より大きい。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 32
重油の性状等について、次のうち妥当でないものはどれか。
選択肢
1. 沸点は100℃より高い。
2. 水に溶けない。
3. 日本産業規格では、1種(A重油)、2種(B重油)及3種(C重油)に分類されている。
4. 比重は1より大きい。
5. C重油の引火点は70℃以上である。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 33
第2石油類の性状について、次のうち妥当なものはどれか。
選択肢
1. すべて原油から分留され、水に溶けない。
2. すべて引火点は31℃以上である。
3. 一般に静電気は発生しにくい。
4. 霧状のとき引火しやすい。
5. 重油とギヤー油は、第2石油類である。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 34
二硫化炭素の性状について、次のうち妥当でないものはどれか。
選択肢
1. 無色透明の液体で無臭であるが、一般に流通しているものは特有の不快臭をもつ。
2. 比重は1より小さく、水に溶けにくい。
3. 蒸気比重は1より大きく、毒性がある。
4. 発火点は90℃で、高温の蒸気配管との接触で発火する危険性がある。
5. 点火すると青色の炎を上げて燃え、有毒の二酸化硫黄を発生する。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 35
ベンゼンの性状について、次のうち妥当でないものはどれか。
選択肢
1. 無色透明の液体である。
2. 特有の芳香を有している。
3. 水によく溶ける。
4. 揮発性があり、蒸気比重は1より大きい。
5. アルコール、ヘキサン等の有機溶媒に溶ける。
回答欄
1
2
3
4
5
お疲れ様でした。
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